目次
ソロキャンプのパッキング:ポイントとコツ
ソロキャンプにおすすめの軽量ギア6選
ソロキャンプのパッキング:ポイントとコツ
1.道具のコンパクト化と軽量化
歩行移動のソロキャンプのパッキングの最大のコツは、コンパクト化と軽量化を図ることにあります。そのため道具はなるべくコンパクトになるものと軽いものを選びましょう。おすすめの道具とパッキングのポイントとコツについてまとめました。
コンプレッションバッグでシュラフをコンパクトに!
コンパクト化を図れるイチ押しアイテムは、テントの次にかさばるシュラフにおすすめの「コンプレッションバッグ」です。コンプレッションバッグは、ソロキャンプで使うシュラフを簡単にコンパクトにできる、防水性もある優秀なアイテム。
アジャスター付きベルトが付いており、収納したシュラフなどの荷物を丸めてパッキングできます。バックパックにスペースが生まれ、他の荷物をパッキングできるのでぜひ活用しましょう。
ジップロックを活用する
アウトドアシーンでのジップロックは、ソロキャンプの料理はもちろん着替えを入れるのにも重宝します。料理では、下ごしらえした具材をいくつかのジップロックに小分けし、キャンプ場ではクッカーで調理するだけ。食材の余りやゴミなどもジップロックに収納できる点も、アウトドアでも優れたアイテムといえます。
着替えもジップロックに入れ、空気を抜きながらジッパーを閉めるとコンパクトにパッキング。ソロキャンプに限らずジップロックはアウトドアでも必須といえます。
圧縮袋を活用する
圧縮袋はジップロックよりもとことんまでコンパクトにパッキングできるので、ソロキャンプでもおすすめ。防寒着などのかさばりがちな洋服だけではなく、シュラフを大きめの圧縮袋に収納する方法もあります。
圧縮袋を使う方法はバックパックにスペースを作るので、ソロキャンプでもかなりおすすめなのです。圧縮袋はしっかり口が閉まっているので、万が一雨が降っても安心です。圧縮袋はソロキャンプでも、ジップロックと共にパッキングにあると便利なアイテムといえます。
クッカーの中に食料などを収納する
クッカーの中はスペースがあるので活用しましょう。食材などを収納するのも、ソロキャンプでも立派なパッキング方法の一つです。ソロキャンプでは食材が多少変形しても気にしなくてよいはずなので、スタッキングしたクッカーの中に入れてしまいましょう。
バックパックのスペースに余裕が生まれ、他の道具をパッキングできます。ソロキャンプにガスバーナーを持っていく場合は、ジップロックに入れてからガス缶を収納するのもよいパッキング方法です。
コスメ道具は試供品を持参する
コスメ道具は、化粧品店やドラッグストアなどでもらえる小分け袋や小さなボトルの試供品を持参するのが上手なパッキング方法の一つです。
試供品がない場合は、100円ショップで販売している詰め替え用の小さな容器に詰めていく方法もあります。洗顔フォームやシャンプー・リンスも同様の方法で行うと、上手にパッキングができます。
飲料水はウォーターパックを使う
キャンプ場では炊事場があるので水の心配はありませんが、移動中の飲み水はウォーターパックがあると便利です。ペットボトルはかさばり、使用後はゴミにもなるので環境的にもおすすめできません。
本格的な登山を楽しみながらのソロキャンプであれば、パッキングにもおすすめの登山ザックをかつぎながらのハイドレーションが便利です。またはキャンティーンクッカーを持っていれば、スタッキングができるので利用するのもよいでしょう。
3.パッキングの前に道具を並べる
ソロキャンプでパッキング道具を揃えた次は、パッキング前に道具を並べて確認しましょう。忘れ物チェックも兼ねて行ったほうがよい作業です。バックパックにパッキングする順番に配置していくのがポイント。
バックパックにパッキングしない外付けの道具の配置は最後でOKです。上手にパッキングするコツは移動中やキャンプ場で荷物を使う順番を考えながら、"バックパックのレイアウト"をイメージしてパッキングすることです。足りない道具があれば補充していきましょう。
4.バックパックの外付けアイテムを活用
バックパックにはいろいろな機能を持ったアイテムがあり、荷物が多くなるソロキャンプでも活用しない手はありません。
パッキングに便利な主なアイテムは、ループ・ヘッド(カバーが付いたフタ)・エアーバッグシステムの3つです。これらを使用したコンパクトなパッキング方法についてご紹介します。
アイテム①ループ・ベルト
バックパックの外側に付いているループやベルトは、一人でいろいろな道具を持たなければいけないソロキャンプのパッキングにも重宝するアイテムです。ループやベルトの使い方は、バックパックにパッキングできないもの、例えばコッフェルやランタンなどの小物をぶら下げるのです。
小物以外にマットもくくりつけられます。くくりつけるときはカラナビを使いますが、カラナビは開閉部分が壊れにくい丈夫なものを選ぶようにしましょう。
アイテム②リッド(雨蓋)
バックパックの主なフタのタイプは、むき出しになっているタイプとリッドが付いたタイプがあります。リッドタイプは小物入れだけではなく、袋に収納しきれなかった荷物をベルトを伸ばしてスペースを作り、ヘッドで押さえることも可能。
雨天でなければ、ソロキャンプでも気温の変化によって着脱することが多いフリースなどのパッキングもよいでしょう。多くの荷物をパッキングできる機能も備えたカバー付きのフタは、歩行移動のソロキャンプでは非常に便利な機能です。
アイテム③エアーバックシステム
「エアーバックシステム」の有無はバックパックの種類によりますが、ソロキャンプでは非常に便利な機能のアイテムです。やはり本体の袋にパッキングしきれなかった荷物用に使えます。
おすすめの用途は、折り畳み式のマットやフリースなどの軽いものを平らに入れ、ループなどで固定させて使うとよいでしょう。スペースができた本体には他の荷物をパッキングできます。
ソロキャンプにおすすめの軽量ギア6選
1.高い収納性「モンベルのエアパッド」
モンベル U.L. コンフォートシステム エアパッド 180
重さ | 軽め | 重量 | 504g |
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ソロキャンプで使用するマットは、テントやシュラフと共にかさばるアイテムのため、なるべくコンパクトな商品を選びたいものです。モンベルの商品は、収納サイズがわずか11×20センチメートルというコンパクトさ。
使用時には180×50×7センチメートルになるので、高身長の人でも安心です。さらに重量も約500グラムのため、ソロキャンプでは大活躍してくれそうです。
2.調理グッズセット「PATHFINDERクッキングセット」
PATHFINDER(パスファインダー)クッキングセット
重さ | やや重め | 重量 | 680g |
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ソロキャンプで徹底的に荷物のコンパクト化をしたい人は、ボトル・カップ・ストーブ(五徳)がスタッキングされてセットになった、パスファインダーのキャンティーンクッカーがおすすめ。
コンパクトにパッキングできるので、一人で荷物を運ばなければいけないソロキャンプでもストレスなく使えるアイテムです。パスファインダーのキャンティーンクッカーは、ボトルの口が広いワイドタイプなので、水の出し入れもスムーズでソロキャンプでの調理もはかどります。
3.キャンプ場で燃料を調達「ソロストーブ ライト」
ソロストーブ
重さ | 軽め | 重量 | 410g |
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ソロキャンプではガスバーナーとクッカーでの調理も楽しみの一つですが、よりコンパクトにしたい人はキャンプ場の小枝などで燃料を調達するSolo Stoveがおすすめ。手のひらサイズの約10×10センチメートルで、重量はたったの255グラムです。
さらにオリジナルのスタッキング収納できるポットもあれば、簡単に持ち運び出来て調理もできるのです。軽量でかさばらないので、バックパックのなかでスペースを取らず、コンパクトなパッキングも簡単にできます。
4.小さく折りたためる「ソーラパフ」
ランドポート ソーラー式エコライト ソーラーパフ
重さ | 軽い | 重量 | 75g |
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ソロキャンプを楽しむためには、キャンプ場でのライトはヘッドライトの他にランタンも欲しいところ。コンパクトなライトでイチ押しなのは、持ち運びも点灯方法も簡単な、「Landport ソーラーパフ」です。
リチウム電池による折りたためるソーラー式のエコランタンで、収納時のサイズは11×11×1.5センチメートルと非常にコンパクトで、重量も75グラムしかありません。電球色の柔らかい光なので、ソロキャンプを素敵に演出してくれることでしょう。
5.A4サイズに折りたためる「スノーピークテーブル」
スノーピークテーブル
重さ | 軽め | 重量 | 270g |
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スノーピークのソロキャンプ用のテーブルは、アルミニウム合金とステンレスを使用した、シンプルで軽量なA4サイズです。足は組み立て式ですが何より軽量なので、ソロキャンプで少しずつ道具の重量を減らしたい人におすすめ。
天板を2つに簡単に折りたためるので、コンパクトなパッキングも実現できます。ソロキャンプではテーブルもあると、食事タイムもきちんとテーブルで食べるとより美味しく感じられることでしょう。
6.あぐらもできる「ロゴスチェア」
ロゴスあぐらチェア
重さ | やや重め | 重量 | 3.1㎏ |
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ソロキャンプにおすすめのロゴスのチェアは、あぐらも組める座高20センチメートルのローポジションチェア。アームレストなので腰回りが広々としており、ゆったり座れる設計になっています。
簡単に収束でき、さらに収納バッグも付いているので、ソロキャンプでもコンパクトにパッキングができます。ソロキャンプではテーブルと共にチェアもあると、より充実したアウトドアタイムが過ごせることでしょう。