便利なスマホは、少しでも動作が重いと使いにくく「故障かもしれない」と不安になる方もいます。しかし、スマホが重い原因はいろいろあるのです。AndroidやiPhoneなど機種の種類で改善方法も異なるので、原因と対策を知って重いスマホを直してください。
スマホの動作が重いのはなぜ?

生活必需品ともいえるスマホは、スムーズで快適な操作性が魅力です。しかし、長く使っていると動作が重いと思ったり、処理の遅さが気になったりする人もいるでしょう。
便利なスマホだからこそ動きが重いとイライラするものです。原因がわからなければ「故障かも」と不安になったりもするでしょう。
実は、重い動作には故障以外のさまざまな原因があるのです。原因や対処法を知って、スムーズで軽い動作を取り戻してください。
スマホの動作が重い原因

スマホの動作や処理が重いときは、まずなぜ重いのか原因を突き止めることが大切です。原因が分かればすぐに最適な改善策を取り入れられます。そこでまずは、処理が重いときに予想される原因をピックアップしました。
重い原因①キャッシュが多い

スマホの中にキャッシュが溜まりすぎているのもスマホが重い原因です。
まずキャッシュというのは、インターネット上のページやアプリのデータを一時的に保存したものを指します。これがあることでデータを最初から読み込む必要がなくなり表示時間を短縮できるのです。
しかし、保存されたキャッシュの量が増えすぎると、必要なデータを探し出す時間が長くなって重い動作になってしまいます。
重い原因②アプリが動いている

スマホのアプリは容量が多いものや、データ通信を頻繁に行うものもあります。
これらのアプリが起動していることでスマホのメモリやストレージを使い過ぎて動作が遅いと感じる場合もあるのです。
特に、アプリを閉じても動き続けるSNSアプリやメールアプリ、音楽再生アプリなどは一見閉じたように見えてもずっと動き続けています。こういったバッググラウンドアプリが増えると通常の動作に影響が起きるのです。
重い原因③ストレージ不足

スマホのストレージが不足していると動作が遅くなって、重いと感じます。ストレージとは、アプリデータは写真、動画などスマホ内にデータを保存しておくための容量のことです。
スマホ内にデータをたくさんダウンロードしてストレージがいっぱいになると、読み込みに時間がかかってスマホそのものが重い動きになってしまいます。
重い原因④通信が不安定になっている

インターネット通信が不安定だと、サイトやアプリの読み込みがスムーズに進まず「重い」と感じることがあります。
通信が不安定になる理由は、主に地下や屋内など電波が入りにくい場所にいること。その他にも、契約している通信量を超えて速度制限がかかっている場合もあります。
制限時の速度は会社によって違うので、契約内容によっては簡単なサイトを閲覧することさえ難しくなる場合もあるのです。
重い原因⑤スマホが古い

スマホが古くて劣化していると動作やデータの読み込み速度が遅くなり重いと感じることがあります。スマホの寿命はおおよそ2〜5年程度です。
機器自体の故障や、バッテリーの消耗など重い動作になる理由はさまざまですが、長い期間使っているスマホが重いときは機器そのものの寿命がきた可能性があります。