ウインドブレーカーは洗濯しても機能が低下しないのか気になりますね。ナイロンやポリエステルにゴアテックス防水加工しているウインドブレーカーの洗濯機での洗い方を解説します。自宅クリーニングの注意点や使用洗剤・機能回復のドライヤーを使う裏技もご紹介!
目次
はじめに:ウインドブレーカーは家で洗濯できる!
洗濯に迷うウインドブレーカーの素材と裏技
はじめに:ウインドブレーカーは家で洗濯できる!
ウインドブレーカを洗濯機で洗濯する方法は
![実は自宅でお手入れ可能!ウインドブレーカーの洗濯方法と注意点を教えます!](https://cdn.moneytimes.jp/343/500/SDzFVuimTYcwTIZwLnLXapUMAxlBjHab/239fc1cc-4148-45df-9876-88b1d3921356.jpg)
ウインドブレーカーは風を通しにくいナイロン素材などでできた衣類で、しかも軽いため登山やキャンプなどのアウトドアの活動では特に重宝する衣類ですね。
このウインドブレーカーの重要な機能のひとつに防水や撥水加工があります。防水の為にナイロンやポリエステルの繊維に特別な加工をしているので、それが落ちてしまったら普通の衣類と変わらなくウインドブレーカーとして機能しなくなってしまいます。
ウインドブレーカの洗濯注意点を解説
このような衣類に関しては洗濯表示をよく確認してそのとおり洗うのが一番ですが、洗濯表示タグが取れてしまうとこの方法はできません。洗濯表示なしでも多くのウインドブレーカーに対応できる、自宅クリーニングの方法を解説しましょう。
このほか間違えた洗濯方法をしていないのに防水機能が落ちてしまったという方は、ウインドブレーカーの防水加工を復活させるドライヤーを使った技も必見です。
洗濯に迷うウインドブレーカーの素材と裏技
それではまずはウインドブレーカーに使われている素材の洗濯についての考えと、ゴアテックス製品のハウスクリーニングについての考え方。さらに防水・撥水加工のドライヤーを使った復活のさせかたについてもご紹介します。
ウインドブレーカーの撥水加工
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ウインドブレーカーの洗濯で気になるのは防水や撥水加工の機能の低下ですね。撥水加工であればただのナイロンに水をはじく薬剤を塗布したもの。防水とうたわれていればゴアテックス製品である可能性もあるでしょう。
どちらの防水・撥水加工がされたウインドブレーカーでも自宅での手洗いはもちろん洗濯機での機械洗いもできます。
ウインドブレーカーの素材
ウインドブレーカーの洗濯について考えるのには、その衣類がどんな繊維でできているのか知ることが大切です。一般的に防水加工の効果を発揮しやすいナイロンやポリエステル製となっています。
素材によっての違い
ナイロンは火など熱には弱いですが、洗濯機でがらがら回しても平気な化繊。ただし別の繊維との混紡の場合は縮率が違うため型崩れの心配もありますので洗濯表示に従いましょう。
ポリエステルは乾きにくいコットンの代用品としてより早く便利で安価で使いやすくという目的で開発されたもの。自宅での洗濯をするために生まれた繊維ですので洗濯機で洗って問題ありません。
ドライヤーを使った防水回復方法
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防水撥水加工が弱まっている状態の場合はドライヤーで温めるだけで復活する場合もあります。やり方は簡単でドライヤーの熱風をウインドブレーカー全体に吹き付けるだけ。
この方法は靴や傘など繊維に対する防水加工アイテム全般に使えるでしょう。しかし弱アルカリ洗剤で防水や撥水加工が落ちてしまったものにはドライヤーでも効果がないので、洗剤だけはしっかりと守るのが注意点となります。
ウインドブレーカー洗いのタブーとゴアテックス
防水加工製品は弱アルカリ洗剤で洗ってはいけません。漂白剤や柔軟剤も防水撥水加工が効きにくくなるのでNGです。洗剤が気になってゴアテックス製品の洗濯についても躊躇する方がいますが、積極的に家で洗ってきれいにしてください。
むしろ洗わないと汗や皮脂の汚れでシーム(生地のつなぎ目のパーツ)が剥がれる原因となりそこから水や風が入ってくるので、毎回洗うとまではいかなくてもこまめな洗濯メンテナンスの必要がある素材と思っておきましょう。