スノーボードは冬の定番スポーツの1つですが、滑り方の種類が非常に豊富だということをご存知でしょうか。フリースタイルとはその名の通り、自分の好きなように自由に滑るスノーボードのスタイルです。そんなフリースタイルのセッティング方法や種類などについて紹介します。
目次
フリースタイルから広がる自分のスタイル
スノーボードの多種多様なジャンルを知ろう
フリースタイルから広がる自分のスタイル
![フリースタイルスノーボードで自由自在に滑る!種類やセッティング方法をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/399/bZQDhoQudcoXIEUsghmHDAmOBmhYjnFk/5da6ad9e-0bd6-424c-9a99-805881f31e5c.jpg)
スノーボードは自然の中で、仲間や家族、あるいは一人で技術を上げるなど、さまざまな楽しみ方ができるスポーツです。うまく滑れるようになればなるほど楽しみも大きくなります。また、スノーボードの滑り方の中には、さまざまな種類があるのです。
中でもフリースタイルと呼ばれる種類はスノーボードの基本であり、すべてのジャンルに通じているといわれています。この記事ではそんなフリースタイルとはどのような滑り方を言うのか具体的に解説します。
初心者でもフリースタイラー
![フリースタイルスノーボードで自由自在に滑る!種類やセッティング方法をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/CkwYIkNlwjbwYzKUOEJJEopPhmDAowlI/d5a6dd6f-44ea-4694-82d1-d63391fde2b9.jpg)
初心者は横滑り、ターンの練習、緩斜面での低スピードの滑走、リフトの乗降、スケーティングなどスノーボードの基礎からスタートすることでしょう。少しずつ滑れるようになり、ゲレンデで滑ることのできるコースが増えれば、スノーボードも楽しくなってきます。
技術レベルが上がるとゲレンデ内にある地形や積雪の変化などにも対応できるようになり、フリーランが楽しめるようになるはずです。つまり、初心者の方でも立派なフリースタイラーだと呼べるでしょう。
フリースタイルはスノーボーダーの個性
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スノーボードの縛りが無く、ゲレンデ内のコースを自分のスタイルで自由に滑る。そんな個性的なフリーランという滑り方の中にスノーボードのさまざまなジャンルにつながる要素が豊富に詰まっているのです。
フリースタイルは簡単なようで奥が深いジャンルでもあり、スノーボーダーの数だけスタイルがあるといえます。つまり、一人一人の個性のようなものだといえるでしょう。
フリースタイルから見つかる自分のスタイル
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フリースタイルを楽しんでいると自分の好きな滑り方、楽しみ方が見えてきます。例えば、起伏のある地形でのジャンプ、大自然を感じられる林間コース・ツリーラン、カービングターンを駆使し早く滑りたいなどといった楽しみ方です。
ゲレンデや時にはゲレンデ以外の場所で自由に滑るフリーランは、自分のスノーボードスタイルを見つけるきっかけとなることでしょう。
スノーボードの多種多様なジャンルを知ろう
![フリースタイルスノーボードで自由自在に滑る!種類やセッティング方法をご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/nMyrnTbsvhceomzVfOsDqmaWKBaXZzsi/9a3c43f5-aa1e-41b4-afee-94f509df8e17.jpg)
フリースタイルは重要な要素が詰まったスノーボードの基礎でもあり、1つのジャンルです。ここからはフリースタイルに関連したスノーボードの多様なジャンルについて紹介します。
スタイリッシュにスピード感ある滑りをしたい
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カービングというスノーボードのエッジを使い、切れのあるターンでゲレンデの起伏や斜度を判断しながらさっそうに滑るスタイルも立派なフリースタイルと呼べます。
カービングターンでは板のずれ、スピードを追及したコース読みなどを意識しながら滑るため、スピード競技であるスラロームやターンの美しさを競うテクニカルなどにつながるのです。
フリースタイルの技術が生かせるバンクドスラローム
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近年では、アメリカのマウントベーカー発祥の競技であるバンクドスラロームが人気となっており、多くのスキー場でバンクドスラロームコースの設置や大会が開催されています。
バンクドスラロームとはカーブが連続するコースを完走するまでのタイム競う競技です。ある程度のフリースタイルで滑りこんでいれば十分楽しめるので、興味があれば気軽に大会にも参加してみてはいかがでしょうか。
パークを流してトリックにチャレンジ
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ゲレンデ内には、地形の起伏や落ち込み、コース脇の壁などトリックにつながるものが多々あります。常設のアイテム設置コースはパークと呼ばれ、様々なアイテムから自分に合ったアイテムにチャレンジできるのです。
パークにはキッカー、JIBと呼ばれるBOXやレール、その他にもスパインやウェーブ、ハーフパイプなど豊富なアイテムが設置されているので、ぜひチャレンジしてみてください。
積雪が少なくとも楽しめるグラトリ
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最近では通常のコース内で滑りながらトリックを行うグランドトリック、通称「グラトリ」が、けがの心配も少なく、気軽にチャレンジできることから人気が高まっています。
また、JIBアイテムも年々様々な趣向を凝らしたアイテムが出てきており、好奇心を掻き立てられるでしょう。このようなグラトリやJIBは、シーズン初めなど積雪量が十分でない状況においても楽しめるジャンルです。
誰も滑っていない新雪に自分の滑りを刻みたい
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スノーボードは天候に左右されるスポーツです。場合によってはスノーボード中に吹雪や雨が降ることがあるでしょう。しかし、そのようなデメリットばかりではありません。
新雪が降り積もると、誰も滑っていない非圧雪コースが出来上がります。そこでのフリーランは粉雪を巻き上げ、起伏や落ち込みを使ったコース取りを楽しみ、浮遊感を感じながら気持ちよく滑れるといった大きな魅力があるのです。
大自然のスリルを満喫できるバックカントリー
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バックカントリーは最もフリースタイルの滑走能力が試されるジャンルです。バックカントリーとは通常のゲレンデ内のコースではなく、板を担いで山を登り、自らの判断と意思でコースを選びながら滑り降りる、究極のスノーボードともいわれている滑り方です。
雄大な大自然を眺める楽しみや整備されていないコースを滑るスリルなど、豊富な魅力があるフリーランですが、危険も伴うのでガイドや土地勘のある仲間と同行するのがよいでしょう。
雪上の格闘技!スノーボードクロス
起伏やカーブの多いコースを4人で競う雪上の障害物走がスノーボードクロスです。オリンピックの正式種目であり、迫力あるレースは見ているだけで興奮します。
複雑なコースを複数のスノーボーダーが同時にスタートし、スピード感あるレース展開、時にはぶつかって転倒するなどのアクシデントもあり、雪上の格闘技ともいわれているのです。
スキー場によってはスノーボードクロス専用のコースが設置されているところもありますが、初心者の方にはおすすめしません。