目次
トレッキングシューズの最適な試着方法!
快適度が変わる!おすすめの靴下はどんな特徴?
トレッキングシューズの最適な試着方法!
トレッキングシューズの試着は、サイズ選びだけでなくフィット感もみなければなりません。そのために試着時のチェックの仕方や、注目するべきポイントをご紹介します。
試着で見るべきポイントをきちんと抑えることができなければ、自分に合うトレッキングシューズには出会えません。快適な登山にするためにも、是非読んで実践してください。
自分の足の形状は?
足の形状にはエジプト型・ギリシャ型・スクエア型があり、トレッキングシューズの選ぶべき形状とサイズが変わります。以下のポイントを確認しながら合う靴の形状をサイズを探しましょう。不安であればスタッフに候補をあげてもらうのも良いです。
Point
- エジプト型:重心が外側に行きやすいため外反母趾になりやすい
- ギリシャ型:つま先が狭いと中指がZ字に曲がり固まる「つちゆび」になりやすい
- スクエア型:靴の形状が合わないと親指と小指に負荷がかかり痛くなりやすい
トレッキングシューズやインソールの形状のフィット感
試着はサイズが合っているかどうかだけを見る方が多いです。しかし、トレッキングシューズの形状がフィットしているかどうかのチェックも忘れてはいけません。靴やインソールの形状のフィット感は、登山の疲労やケガ予防に繋がります。
試着はせっかく自分に合った靴を探すチャンスです。是非トレッキングシューズとインソールとのフィット感にも注目してみてください。
最適な試着方法①厚い靴下を履く
トレッキングシューズを試着する際は、登山に使用する足首までの丈で分厚い靴下を履きましょう。店によっては靴下を借りることができますが、自前の登山靴下や、購入したものが手元にあるのであればその靴下を履くのが望ましいです。
普段履く靴下や、自分が持っていない靴下で試着しても正しいトレッキングシューズを選ぶことができません。靴下によって暑さや素材も変わるので、実際に登山で自分が使う靴下を試着に使いましょう。
最適な試着方法②足のサイズを測ってもらう
足のサイズを測ってもらう工程は、自分で測定していない場合のみで結構です。サイズを測ってきた場合は、数値をスタッフに伝えましょう。足のサイズを測ってもらうのは、自分で測るのと同様に、足長・足囲・足幅を見てもらいます。
店によっては簡単に正確に測れる器械を使って測定ができるので、忙しい方や不安な方は、思い切ってスタッフに頼るのもいいでしょう。
最適な試着方法③色んなブランドを試着
トレッキングシューズはブランドによって、形状や生地の硬さが違います。例えば、日本のブランドは海外ブランドのトレッキングシューズよりも足幅が広めですが、海外ブランドのトレッキングシューズはその逆で、スリムな形状のものが多いです。
より自分に馴染むトレッキングシューズを見つけたい方は、様々なブランドのものを試着してみましょう。
最適な試着方法④実際に歩いてみる
試着時は店内を実際に歩く方が多いですが、トレッキングシューズの場合は店内だけでなく傾斜台も歩きます。登山なので、店内のような平坦な道だけではありません。特に見るべきなのは、下りの時の指の当たり具合や足首の支えです。
少しでも違和感や疲れ、痛み、窮屈な感じがあれば、登山の途中で足の疲労やケガを招く恐れがあります。1つでも違うと思ったらサイズ又はトレッキングシューズ自体を違うものに変えてみましょう。
快適度が変わる!おすすめの靴下はどんな特徴?
トレッキングシューズのサイズにこだわるだけでなく、実は靴下の選び方で、より足の環境の快適度や安全度が変わります。登山は虫やヒルなどにも注意しなければなりません。そういった危険生物から守るために重要なのが、実は靴下なのです。
どのような靴下を守るべきなのかご紹介するので、被害を減らすためにも実践しましょう。
おすすめ①:分厚い生地
分厚い生地の靴下はヒルや毒虫への防御力を上げるだけでなく、負担による足の痛みを起こしにくくするメリットがあります。トレッキングシューズは固いため足裏にかなりの負担がかかりやすく、薄い生地では痛むリスクが高いです。
足の疲れは登山をする上では天敵になるので、分厚い靴下で足を保護してあげましょう。快適さがかなり変わります。
おすすめ②:足首以上の丈
靴下の丈は最低でも足首が隠れている方が良く、欲を言うとスネあたりまであると安心です。渡渉ポイントがあるような登山になるのであれば、感染症が怖いヒルがいます。登山をしていると知らない間に血を吸われていることも多いです。
ヒルは、丈が短い靴下であればすぐ中に入ることも容易なので、しっかりと丈がある靴下を選んで、入り込む前に気づいて払えるように対策をしましょう。
おすすめ④吸水性や保温性がいいもの
吸水性や保温性がいい靴下を選ぶのもぜひ視野にいれてほしいポイントです。意外とトレッキングシューズの中は蒸れやすいため、吸水性が良い靴下を選ぶことをおすすめします。
また、山の標高によってはかなり気温が下がり足がかじかむことがありますが、踏ん張る力も弱まってしまうため注意が必要です。標高が高い山へ登山する方は、保温性をみましょう。
おすすめ③:メリノウール&ウールと化繊の混紡素材
靴下の素材でおすすめなのは、メリノウールとウールと化繊の混紡素材です。メリノウールは吸水性や発散性と通気性にとても優れている素材となっています。ウールと化繊の混紡素材も同じく、吸水性や発散性、通気性が優れていますが、比較的安価です。
コットンも吸水性がいいことで有名ですが、発散させる性質がなく速乾性がないのでおすすめしません。快適な足元でいたい方は、メリノウールかウールと化繊の混紡を選びましょう。