自分のひきこもり度をチェックしてみよう

下の画像には、HQ-25Mの質問がすべて掲載されています。

最近の1カ月間で、以下の質問がどれくらい自分に当てはまるでしょうか?

正直に回答して、すべての得点を合算してみましょう.

ちなみに項目4、7,10、15、21、25は逆転項目(例:1→3点、4→0点)として計算してください。

1ヶ月版ひきこもり度評価尺度 HQ-25M
Credit:加藤隆弘(九州大学)_ひきこもり度を簡単に評価できる自記式質問票を新たに開発(2022)

合計得点は0~100点となります。

高得点の人ほどひきこもりリスクが高いと判断することが出来ます。

結果によっては自分は危ないと思っていた人でも、実は得点数が低い「自称ひきこもり」だったということもあるでしょう。

しかし逆に、「得点数が高いひきこもり予備軍だった」と判明するケースもあるでしょう。

同様にこのHQ-25Mを職場や学校で活用するなら、ひきこもりリスクの高い人を早期発見できるかもしれません。

今後研究チームは、国内外の人々(男性だけでなく女性や重度のひきこもり者を含める)を対象に、HQ-25Mのさらなる妥当性の検証を行う予定です。

なお、6カ月版のテストはコチラで実施できるので、より詳細にチェックしてみたい人は試してみると良いでしょう。

ひきこもりリスクが高いと判断された人は、ひきこもり状態が当たり前にならないよう積極的に外へ出かけたり、人に会う機会を作ってみた方がいいかもしれません。

参考文献
ひきこもり度を簡単に評価できる自記式質問票を新たに開発

元論文
One month version of Hikikomori Questionnaire-25 (HQ-25M): Development and initial validation.