妻が良型カワハギ手中
時刻は12時。そろそろ後半の根魚狙いに移行する予定の時刻だったが、次第に風が吹きだしてきて残念ながらドテラ流しは厳しいと判断。このままカワハギ狙いを続行することにした。
普段は活躍することが多い妻だが、この日は「へま」連発で終わるのかと思っていると、遂に彼女が「きたー♪」と言ってリールを巻きだした。サオの曲がりを見ると良型に思える。水面に魚が現れると、何を思ったのかおもむろに立ち上がり一気に引き抜く。その瞬間魚は「ベチっ」と思いっきり船べりにあたり一瞬ヒヤリ。しかし運よく魚は外れず無事に取り込む事に成功!彼女は初めて釣り上げたカワハギが肝パンの良型で大喜び。
![沼津の手漕ぎボート釣りで24cm頭にカワハギ好捕 コマセ使いゲット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/f075b4ae6ff2e8e97696bea2fbbd1045.jpg)
計測の結果は23.5cm。
「アサリのエサでタタキ釣りで釣った」とどや顔だ。ここまで筆者は「今日は俺の独擅場♪」と思っていたが、一発逆転とはまさにこのこと。彼女のパンチ力をこの日も思い知らされる結果となった。14時に納竿。
当日の最終釣果
筆者:カワハギ2匹(12.5~16.5cm)カサゴ1匹(16cm)、タカノハダイ1匹(23cm)、トラギス2匹(10.5cm)、ベラ3匹(10.5~13cm)、ネンブツダイ6匹(4~8cm)
妻:カワハギ1匹(23.5cm)、フグ1匹(10cm)、ネンブツダイ1匹(5cm)
アフターフィッシング
釣った魚を山正鮮魚部に持ち込むと、釣り好きのスタッフから「この時期のタカノハダイはお刺身か塩焼きがお勧めですよ♪」とアドバイスを頂いたので刺身にして貰うことにした。
![沼津の手漕ぎボート釣りで24cm頭にカワハギ好捕 コマセ使いゲット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/aedf8e4bf1b0ad4331ba3f96e2daca93.jpg)
カワハギの肝の多さにはビックリ!生きた状態のまま店まで運んで、プロフェッショナルな方に作って貰ったということもあり、今まで食べたカワハギの肝の中でも抜群に美味かった。勿論身も絶品。
また、タカノハダイの刺身は脂が乗っていて甘みも感じて激うま。妻も「(タカノハダイが)こんなに美味しいのならば本命として狙いたいくらいだ」と言って大絶賛だった。ちなみに筆者は、あまりの美味さに酒がすすみ、そのまま椅子で爆睡。
カワハギ五目釣りを満喫
今回初めてのボート店で心配も多かったが、スタッフが親切に教えてくれたことにより快適な釣りができきたことに感謝。また1日中飽きることなくアタリが続いて凄く楽しかった。
魚種が豊富で筆者は本命含めて6魚種で計ツ抜け。複数のエサとコマセを使用したことにより「何が釣れるか分からない楽しさ」と久し振りに「釣る」感覚を味わえたことで大満足の一日となった。ファミリーでも手軽に狙える当地のカワハギ五目釣りを強くお勧めしたい。
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<藤倉聡/TSURINEWSライター>
丸高水産