「特別な知識・経験がないとお金は稼げない」と思っていないだろうか。しかし、思わぬ趣味が収入源になることもある。

今回は、好きなこと・趣味で月3万円稼ぐ方法について、ファイナンシャル・プランナーの大西勝士さんに解説していただいた。

写真で稼ぐ

「写真を撮るのが趣味」という人には、「写真販売」がおすすめだ。写真販売サイトを利用すれば、撮りためた写真を素材として販売できる。

好きな時間に取り組め、1度写真をサイトにアップすれば何度も購入される可能性があるのがメリットだ。

プロではなく、趣味で撮影している主婦や会社員でも、月に数万円程度の収入を得ている人は多くいる。「ライバルの少ない分野を選ぶ」などの工夫をすれば、趣味の写真が安定した収入源になるかもしれない。

ハンドメイドで稼ぐ

アクセサリーや雑貨などを手作りするのが趣味なら、ハンドメイド作品を販売して稼ぐ方法がある。

「素人の作品が売れるわけがない」と思う人もいるだろう。しかし、フリマアプリやネットショップを活用すれば、初心者でもハンドメイド作品を販売することは可能だ。

実際、趣味で作った泡立てネットが評判となり、今はハンドメイド作家として月に数万円以上の収入を得ている人を私は知っている。

「ママ友にプレゼントする」「友人がやっているお店においてもらう」など、ネット以外の活動にも取り組むと、口コミ・評判が広がりやすくなるだろう。

話を聞いて稼ぐ

人と話すことが好きな人は、話を聞くことが収入につながるかもしれない。スキルや時間を販売できるサイトを活用すれば、話し相手になってほしい人や愚痴を聞いてほしい人の相手をすることで、1回につき数千円以上の収入を得ることが可能だ。

たとえば、1時間5,000円で販売し、6人に購入してもらうことができれば3万円の売上となる。「恋愛」「人間関係」「就職・転職」など、知識や経験のある分野があり、適切なアドバイスができるなら更なる報酬アップも期待できるだろう。

趣味を楽しみながら収入を得よう

やり方によっては、大好きなことや趣味が思わぬ収入源になる可能性がある。取り組めそうなものがあれば、気軽に挑戦してみよう。

文・大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
会計事務所、一般企業の経理職、学習塾経営などを経て2017年10月より現職。FP資格や投資経験をもとに、大手金融機関を含む複数の金融・不動産メディアで記事執筆を行っている。

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