世界的なコロナ禍により、ベトナムはこの記事を書いている2020年12月現在も外国からの観光客を受け入れていません。しかし、国内の感染者数は少なく、国内での移動は自由です。海外旅行に行きたくても行けない中、旅欲が抑えきれなくなった筆者は、2020年10月、住んでいるダナンから、ベトナム北東部に位置するハロン湾へと向かいました。今回は、ハロンへの行き方とハロン湾・街の様子をお届けします。

目次
ハノイ・ノイバイ空港からバスでハロンへ
陸から眺めるハロン湾の絶景!

ハノイ・ノイバイ空港からバスでハロンへ

ハロン市には空港がないため、ダナンからはハノイ経由かハイフォン経由で行くことになります。今回、行きはハノイ、帰りはハイフォンを経由してみることにしました。

空港とハロン間のアクセスは、ホテルでバスを手配してもらうのが確実。数社バスを運行している会社がありますが、いずれの担当者も英語が話せないようです。今回は、泊まったハノイ市内のホテルのフロントで手配してもらいました。来てほしい時間を伝えると、電話で予約をとってくれます。

私の場合、バスは直接ホテルまで来てくれるはずが、道が混んでいるのでオペラハウスの前まで来てほしいと言われました...。

バタバタとしている中で、バスの外観を撮影し忘れてしまったのですが、観光バスのような感じで中は意外と広く、思ったより快適でした。途中で何人か予約していた人を拾いながら、ハロンに向かいます。料金は後払いで、25万ドンでした。

途中で、トイレ休憩のためパーキングエリアに立ち寄りました。

クルーズ船に乗らずに楽しむ!ダナン発着ハロン湾2泊3日の一人旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

ハノイ市内から、約2時間で到着!

10月、ダナンより北に位置するハロンは、薄手の長袖でも少し肌寒く感じました。この時季に訪れる際は、上着を持ってくることをお勧めします。

陸から眺めるハロン湾の絶景!

ハロン市には海峡を挟んで2つの町があります。バイチャイ町はホテルが立ち並び観光の中心となっているのに対し、ホンガイ町には大きな市場があり人々の生活の中心となっています。

今回私はホンガイ町側のホテルに宿泊しました。

Deja Vu House

    • 住所 MG3 - 21, Vinhomes Dragon Bay, Bến Đoan, Hồng Gai, Thành phố Hạ Long, Quảng Ninh

ハロン湾といえばクルーズが定番ですが、コロナの影響で観光客もほとんどおらず、船が運行している様子はありませんでした。

そこで、ホテルで自転車を借りて、ホンガイ町側の海岸沿いを散歩してみることに。海岸の道路は整備されており、花も美しく散歩にもってこいでした。

クルーズ船に乗らずに楽しむ!ダナン発着ハロン湾2泊3日の一人旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

海を見ると、こんな絶景が広がっています!

この日は曇りでしたが、海に大小様々な岩が突き出ている情景が墨絵のようで、また趣がありました。