近年はカメラの性能が上がり、スマホでも本格的な動画を撮影できるようになりました。本記事では、スマホで動画を撮影する方法や、綺麗に撮影するためのコツをご紹介します。手軽に素敵な動画を撮影するために、スマホを役立てていきましょう。
目次
スマホでも高画質な動画を撮影できる!
スマホで動画撮影する方法:準備編
スマホでも高画質な動画を撮影できる!
動画撮影と言えば専用のカメラを準備しなければならないイメージがありましたが、近年はスマホでも高画質なものを撮影できるようになりました。家族や友人の日常的な動画から、映画のような動画まで、バリエーション豊かな撮影を楽しめます。
スマホの性能を活かした動画を撮影しよう

「スマホで動画を撮影できるのは知っているけれど、イメージ通りに撮影できない」と感じている方もいるのではないでしょうか。高画質な動画を撮影するためには、コツを押さえておくことが大切。基本的な撮影方法を覚えていれば、初心者でも手軽に動画制作にチャレンジできるようになります。
本記事では、スマホを使った動画の撮影方法やコツをご紹介。簡単な設定や調整で素敵な動画を撮れるようになるので、ぜひ頑張っていきましょう。
スマホで動画撮影する方法:準備編
本格的な動画を撮るためには、準備段階からこだわることが大切です。きちんと準備ができていれば、スマホでの撮影が慣れていない人でも手軽に動画を撮れるようになるでしょう。おすすめの方法をご紹介するので、参考にしてください。
スマホの動画撮影方法①:構成を決める


構成を考えるタイミングで決めておきたいのが、スマホの向きです。スマホは、縦と横、どちらでも撮影ができます。どの向きにするかによって動画の印象も変わるので、イメージに合わせて決めていきましょう。
初心者の場合は、横向きがおすすめです。縦向きだと撮影できる範囲が狭く、イメージ通りの映像を撮れない可能性があります。まずは横向きからスタートして、スマホの扱いに慣れてきたら縦向きを検討するとよいのではないでしょうか。
縦・横混合しないように注意
同じ動画内で、縦向きと横向きが混在していると、まとまりがなくなります。横向きの動画だと思っていたのに急に縦向きになると、見ている人も混乱してしまうでしょう。最初に縦向き・横向きを決めたら、統一して撮影を行うようにしてください。
スマホの動画撮影方法③:明るさを調整

全体の構成やスマホの向きが決まったら、撮影に入るための具体的な準備を始めていきましょう。撮影予定の場所に立ち、スマホの画面を見ながら設定を行います。
最初に決めておきたいのが、明るさです。スマホの設定画面を操作し、明るさの調整を行ってください。画面の明るさによって動画の印象は変わります。朗らかな雰囲気にしたい時は明るめに、シリアスな雰囲気にしたい時は暗めに、といったように好みに合わせて調整するのがポイントです。
逆光も意識しよう
あらかじめ設定を行っていても、スマホを太陽に向けていると、逆光が起きて対象物が映らなくなる可能性があります。明るさを調整する時は、太陽の位置も意識して、逆光が起きないようにしてください。
逆光を避けるためには、なるべく太陽を背に向けて撮影をするのがおすすめです。撮影者と対象物の位置関係を考慮に入れながら、明るさの調整を行うとよいでしょう。
スマホの動画撮影方法④:色を調整

イメージ通りの映像に仕上げるためには、色の調整を行うのも忘れないようにしましょう。色調によって、動画の印象がガラッと変わります。スマホの設定画面を呼び出し、好みの色調になるように調整を行ってください。
温かみのある印象にしたい時は、暖色系の色調にするのがおすすめです。シリアスな印象や、幻想的な印象にしたい時は、寒色系の色調にしてみてください。同じ場所を撮影していても、色調が変わるだけで異なる雰囲気の映像になるはずです。
夕方や早朝など時間の演出も可能
色調を変えることによって、時間の演出も可能になります。例えば「夕方のシーンを撮影したい」と思った場合は、暖色系の色調に設定してください。暖色系にすることによって、まるで夕陽に包まれているような映像に仕上げられます。
もし、早朝の時間帯に見せたい場合は、寒色系に設定しましょう。早朝ならではの、静かで落ち着いた雰囲気の動画になります。実際とは異なる時間帯だとしても、色の調整次第で夕方や早朝の演出ができるようになるので、活用してみてください。
スマホの動画撮影方法④:画質を決める
色や明るさなどの基本設定が終わったら、画質も決めていきましょう。決める際に意識しておきたいのが、「どの機種で再生するのか」「何を目的とした動画なのか」ということです。
もし、スマホで再生する映像であれば、過度に画質を上げる必要はありません。スマホの処理能力には限界があるため、スムーズに再生できない可能性があります。一方で、大画面スクリーンでの再生を想定している場合は、なるべく高い画質に設定するのがおすすめです。
目的に合わせて画質を決めよう
次に考えておきたいのが、どのような目的の動画なのか、ということです。もし、自主映画のように本格的な映像を撮るのであれば、細部まで綺麗に撮影できる高画質モードに設定してください。ホームビデオのように家族内だけで楽しむ動画なら、中程度の画質でも十分だと考えられます。
もし、セミナー動画など簡易的な動画を撮影する時は、画質を下げても支障はないでしょう。事前に設定した画質で撮影を行い、許容できる範囲か確認してから本格的に撮影するのがおすすめです。
スマホの容量確認も忘れずに

高い画質に設定した場合は、スマホの容量も確認してください。画質が高くなればなるほど保存のために必要となる容量は大きくなります。キャパオーバーになると、途中で撮影ができなくなる可能性があるので注意が必要です。
容量が気になる時は、他の動画をクラウドに保存するなどの対処をしておきましょう。SDカードが入る機種なら、あらかじめカードをセットしておく方法もあります。