リスク回避としての選択肢であるeSIM、デュアルSIM

スマホの通信障害で話題の「eSIM・デュアルSIM」利用率は約10%【MMD研究所調べ】
(画像=「メインと違う通信会社をサブ回線として契約する」が30.6%(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より引用)

さらに「通信障害があるリスクを踏まえ実施したこと」(複数回答)については「メインと違う通信会社をサブ回線として契約する」が30.6%と最も多かった。ついで「デュアルSIMやeSIM対応の端末を購入」が24.9%となり、通信会社を複数契約することを検討・実施している人が多いことがわかる。

スマホの通信障害で話題の「eSIM・デュアルSIM」利用率は約10%【MMD研究所調べ】
(画像=iPhone 13以降など、eSIM対応のスマホは増えてきている(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より引用)
スマホの通信障害で話題の「eSIM・デュアルSIM」利用率は約10%【MMD研究所調べ】
(画像=デュアルSIM利用者は多いとは言い難い(「MMD研究所」調べ)、『オトナライフ』より引用)

ここで注目すべきは、近年、よく耳にするデュアルSIMやeSIMだ。デュアルSIMとは、ひとつのスマホで2つのSIMを利用できる機能のこと。eSIMとはSIMカードではなく、スマホ本体に内蔵されたチップに契約情報を書き込むSIMのことで、利用するにはそれぞれに対応したスマホが必要だ。

予備調査のスマホ利用者6,020人に対し、eSIMとデュアルSIMの認知や利用率について調査したところ、認知度はeSIM、デュアルSIMともにそれぞれ約50%。現在利用しているのはeSIMが11.3%、デュアルSIMの利用は7.4%だった。

eSIM、デュアルSIMの認知は約半数だったが、実際に利用しているユーザーはまだまだ多いとはいえない。KDDI以外にも通信障害は時折、発生して今後も避けられないリスクだ。

いつでも快適にスマホを使えるようにしておきたいのであれば、eSIM、デュアルSIMでMVMOや3大キャリアのサブブランドなどをサブ回線として契約しておくなどの通信障害対策を検討してもよさそうだ。

出典元:「2022年通信障害に関する意識調査」【MMD研究所】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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