カブトムシやクワガタの標本作りに挑戦してみませんか。意外にも簡単な材料を準備するだけで、カブトムシやクワガタの標本をつくることが可能です。夏休みの思い出のひとつとして、親子でカブトムシやクワガタの標本づくり体験をしてみましょう。
目次
カブトムシの標本は作れるの?
カブトムシ標本作成の材料をそろえよう
カブトムシの標本は作れるの?
![【簡単】カブトムシ・クワガタの標本作成ガイド!作り方や防腐処理の方法を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/466/ldnOwEwtBNlXZDfiAMHNWMYThOzFlTzX/e6e4da78-f7c5-4975-8f8e-f236b16eb7cb.jpg)
ひと夏を家族と一緒に過ごした、カブトムシやクワガタ。夏はこどもと一緒になって昆虫を捕まえたり、お世話をしたり、昆虫の世話をすることで童心に戻ったという経験をお持ちの方も多いでしょう。
死んでしまったら、公園の土などに埋めにいって、昆虫のお墓を作ってあげたという方も多いはず。ひと夏の昆虫の思い出を土に埋めてそっと返さずとも、標本にするこで思い出として残すことができます。難しいと思われがちな標本作りですが、基本方法を押さえてぜひ挑戦してみてください。
カブトムシ標本作成の材料をそろえよう
![【簡単】カブトムシ・クワガタの標本作成ガイド!作り方や防腐処理の方法を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/iNilrGbexMCQSTxcTfSqIoDBvdZGAwHA/ee4a2953-3a56-48bc-ad86-64655e24a3d0.jpg)
まず、標本作成に必要な材料を揃えましょう。実は、最近では標本作成に必要な材料が揃ったキットなども販売されていますが、それはまた後で説明します。
ここでは、標本作成に必要な材料を1から揃えて行なっていきます。だからといって特別な材料は必要なく、また、防腐処理に必要な材料や薬なども使用しません。比較的簡単にすぐに揃えられるものばかりなので安心してください。
カブトムシの標本作り材料
- 標本を入れる箱
- 昆虫針(まち針でも可)
- 木工用ボンド(足などが取れてしまった時に使います)
- 歯ブラシや筆(昆虫の体を綺麗にするのに使います)
- 防虫剤(衣類用のもので可)
- 発泡スチロール(乾燥させるのに使用します)
- ピンセット(あると便利!)
標本箱は100円ショップで買える
![【簡単】カブトムシ・クワガタの標本作成ガイド!作り方や防腐処理の方法を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/399/smmKgzXLAmhbxhzsTuxZhBwPVveucxqx/60c0aecb-3d89-457b-b24e-8176c456b019.jpg)
標本箱といっても、簡単に買うことができます。中が見える蓋付きのアクセサリーケースやコレクションケースなどを使用するとよいでしょう。深さは4cm以上あるものがおすすめ。蓋をした時にカブトムシの体にあたってしまわない程度の深さが必要なためです。
アクセサリーケースやコレクションケースやまち針などは、100円ショップで購入が可能です。カブトムシの標本作成をどのようにしたいのか考えて、標本箱を用意しましょう。
空き箱でもOK
![【簡単】カブトムシ・クワガタの標本作成ガイド!作り方や防腐処理の方法を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/600/simHcPIrKhpknKqdBvYACMQaITpvLZPK/46b2f814-5bd5-453c-bee2-096257517bcf.jpg)
また、お菓子の空き箱や牛乳パックを洗って乾燥させたものなどでも標本箱の代用も可能です。自由研究などで使用するなら、エコの観点などからも標本箱作りをしてみてもいいかもしれません。
標本の保存は基本的に、カブトムシの体が潰れたりしなければなんでも大丈夫です。標本の箱を自分好みにアレンジしたりしても、とてもすてきでオリジナル感がでます。お子さんと一緒に作るなら、標本箱作りから始めているのも特別感などが出て、夏休みの自由工作等にも使えるのでよいでしょう。
アクセサリーケースが便利
![【簡単】カブトムシ・クワガタの標本作成ガイド!作り方や防腐処理の方法を徹底解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/oDieJLfzzAIvQLOxEojjvQeqKMlwnivp/b6c79d1b-8ce3-4805-ad10-00a47a98ef8d.jpg)
100円ショップに売っているアクセサリーケースなどは、底面がコルクになっているのもがあります。標本箱を安価で探しているなら、実はこれを選ぶととても便利。のちの手順で紹介する、発泡スチロールを用意しなくても、昆虫針(まち針)を刺して固定ができるからです。
お菓子の箱やコレクションケースを使用する場合には、乾燥する際の固定で、そのまま昆虫針を刺していくことができないので、発泡スチロールやコルクなどの針をさせるものを下敷きにする準備が必要になります。