2022年ハゼ釣り、今年も好調を維持したままシーズンを終えようとしています。お陰様で我が家の冷凍庫には下処理済のハゼがたっぷり。今回はそんなハゼの保存食3品を紹介!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

ハゼの「味変」レシピ3選 和洋中それぞれのバリエーションを紹介

家族がハゼ料理に飽きた?

6月末の「デキハゼ」からスタートした2022年ハゼ釣り。料理は何といっても天ぷら、から揚げといった揚げ物がメイン。揚げたてはふわふわ、サクサクで美味しいですよね。

しかし、どんなに美味しくても食べすぎてしまうと飽きてしまいます。我が家においては8月に子供たちの箸が遠のき、やがて妻の箸も。こうなるともはや、「味変」するしかありません(無論、ハゼ釣りをやめる選択肢はありません)。和洋中ごとの味変ハゼレシピを紹介します。

和のレシピ:甘露煮

ハゼ=天ぷらorから揚げ&ビールorハイボール。9月に入ると、私もやや飽きてしまい、いつしかこの構図が崩れかけていました。そこで甘露煮。甘露煮といえば、揚げ物同様にハゼの定番料理なのですが、意外と手間暇かかるので敬遠しがちな「和」のレシピなんです。

しかし、元々甘露煮とは水分活性を利用した保存食ということで、比較的長期保存が可能。使用する塩分や糖分の量にもよりますが、あまり濃いめに作らなくても冷蔵庫にて10日程度はもちます。たくさん釣ったら作りだめしておきましょう!

レシピ

10cm程度のハゼ50匹を下処理し、グリル中火で5分焼く。

冷蔵庫にて一晩乾燥させます。

ハゼの「味変」レシピ3選 和洋中それぞれのバリエーションを紹介焦がさない程度に炙って冷蔵庫で一晩乾燥(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

緑茶500ml、かつおだし小匙1、酢大匙1にて、蓋せず弱火で30分。

水分とんだら、酒50ml、醤油25ml、みりん大匙3、砂糖大匙3。

アルミホイルで覆い、弱火で30分。

緑茶が用意できなければ水でもいいのですが、身のやわらかさ、深みのある風味が増すので使用はおすすめ。500mlということで、ペットボトルのお茶でも充分です。

ハゼの「味変」レシピ3選 和洋中それぞれのバリエーションを紹介甘露煮&冷酒or焼酎ロックが私の定番(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

中華のレシピ:南蛮漬け

これもハゼの定番レシピの1つ。なんとなく手間がかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、実は超が付くほど簡単。タマネギやニンジン、ピーマン、セロリ等、つけ汁多め、野菜多めにすればサラダがわりの一品にもなります。

また、から揚げを作りすぎてしまった際の余りもので作れば無駄にならない点も◎!

レシピ(つけ汁)

ポン酢:麺つゆ:水=3:1:1、ごま油少々。

お好みで砂糖少々。

辛いのが好きなら鷹の爪も。

タマネギなど、野菜を多め(魚と同じ位の量)に入れる場合は、水は入れない、もしくは減らした方がいいです。

漬け込んだら翌日以降が食べ頃。冷蔵庫で1週間は余裕でもちます。

ちょっと苦しいですが、中華料理に欠かせないごま油を加えることで「中華風」に。

※南蛮漬けとは、正確には中国経由(南蛮貿易)にて日本にやってきたスペイン・ポルトガル料理なのだそうです。

ハゼの「味変」レシピ3選 和洋中それぞれのバリエーションを紹介南蛮漬けは野菜たっぷりがオススメ(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)