そしてここからは言い訳に過ぎませんが、まず今回は大臣辞任などの騒動があったことにより、本会議日程が直前まで決まりませんでした。ただ、だいたいの日程はわかっているのだから、準備しておけよという指摘はその通りです。
もちろんその原稿の準備は進めておくわけですが、貴重な総理入りの本会議では、少しでも旬な・重要な話題を入れたいとギリギリまで変更や調整が続きます。
そして議員個人の質問と違い、「会派を代表する質問」ですから、質問内容や原稿に変更が生じた場合、チェックをするステークホルダーの人数も多くなります。
今回、我が方はこの推敲中の提出前原稿をチェックするプロセスにおいて連絡の不手際・連携ミスがあり、本来は官僚・政府側に提出しなければならない夕方17時を過ぎてしまったというのが提出遅れの大まかな経緯です。
改めまして、誠に申し訳ありませんでした。
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原稿を丸ごと提出する一発勝負の本会議質問であっても、まず質問内容さえ確定させて詳細な要旨を先に出せば、「待機(質問が当たるかどうかわからずに待っている官僚の方々)」状態を解除して負担軽減ができるかもしれません。
また本会議以外にも、日々の委員会質疑で通告が内規ルールより遅れる、あるいは提出していても中身がわからない「一行通告」で結局は負担軽減になっていない場合があるというご指摘もいただいています。
前述の通り、どうしてもギリギリまで質問内容を推敲したいという議員側のジレンマもあるものの、それで官僚側の負担を増やして良い理由にはなりません。
再発防止に向けて現状を確認し、改善策を講じてまいりたいと存じます。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年11月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。