こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
定期的に話題になる国会質問における「負担が大きすぎる」「時間的余裕がない」問題。
事前に質問する議員側が質問内容をある程度お知らせし、答弁を書く官僚が準備をするわけですが、議員側からの提出が遅れると官僚サイドに残業が大量発生します。
詳しくは過去ブログにも書きましたので、こちらもご参照ください。
■
今回は、本会議における登壇質疑(代表質問)について書かせていただきたいと思います。
というのも、月曜日に行われた財政演説における本会議質問(代表質問)について、維新はその原稿提出が遅れてしまい、関係各所にご迷惑をおかけしたからです。
我々の不徳の致すところであり、反省しています。誠に申し訳ありません。
背景から説明しますと、そもそも代表質問と委員会質問では、大きくその仕組みが異なります。
大臣や参考人と、質問者である議員が丁々発止に一問一答で議論を繰り広げる委員会と異なり、本会議は「一括質問・一括答弁」。
お互いに質問原稿、答弁原稿をブワっと読み上げ合う形で終わるので、事前に議員と官僚での「答弁調整・レクチャー(意見交換、質問の内容確認)」は行わない方が一般的です(しても良い)。
先に質問の「要旨」を官僚側に伝えて、対面や電話・オンラインなどであれこれと遣り取りをするのではなく、締切時間(質問前日の17時)までに原稿を提出するという一発勝負が、本会議質問における基本的なやり方なのですね。
■