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高地に生きる生命の息吹を感じる
リフトで7合目を目指す
高地に生きる生命の息吹を感じる

(画像=<アキノキリンソウ>,『たびこふれ』より 引用)
リフト乗り場までの沿道には、さまざまな高山植物が咲き誇っています。黄色い「アキノキリンソウ」は、北海道から九州、朝鮮半島に分布。山地や丘陵の日当たりのよい場所に生えています。かつては里山に囲まれた水田周辺などでも見られたそうです。

(画像=<リンドウ>,『たびこふれ』より 引用)
「リンドウ」も秋の黒岳でよくみられる高山植物です。青紫色の花がきれいですが、撮っていいのは写真だけ。絶対に採取しないでください。

(画像=<エゾサンショウウオ>,『たびこふれ』より 引用)
水たまりの中にも生命の息吹を感じます。一見オタマジャクシのような生物は「エゾサンショウウオ」の幼体です。北海道の固有種で平地から山地にかけての沼沢地の周辺に生息し、成熟個体は全長20cmまで成長します。2021年に幼体の姿のまま成熟になった幼形成熟が89年ぶりに胆振地方の池で発見されて話題になりました。
リフトで7合目を目指す

(画像=<約15分の空中散歩>,『たびこふれ』より 引用)

(画像=<万全の装備で登山を楽しんで!>,『たびこふれ』より 引用)
黒岳山頂(標高1,984m)までは、さらに登山道を登って1時間30分ほど。天候が変わりやすいので、山頂を目指す方は入山手続きと十分な装備を忘れないでください。