グリップは差がない?
グリップについては国産のグリップは富士工業の物がほとんどなので、メーカーが特殊にオーダーしない限りそこまで差が出ない部分です。ただウレタンのフォームとコルクでは、コルクグリップの方が感度に優れ値段も高くなるようです。
開発期間の差
続いて開発期間ですが、まず1万円を切るようなロッドはあまり開発期間が取られておらず、各メーカーのデータを元に作られています。しかし一流メーカーのロッドなら、テストを期間が短いからと言って悪いものはほとんどありません。メーカーさんも安くていいものを作れるノウハウを持っているので、初心者の方には安心して使っていただけるロッドも多いとおもいます。
上位機種は5年かかることも
ミドルクラスやハイエンドモデルになると途端に開発期間が延びてきます。私がお世話になっていたメーカーでも短いものでも3年、長いところでは5年近くかかったロッドもあります。素材や製法、ロッドの調子など長い年月を掛けながら様々なテストを行っていくので、当然コストもかかりロッドの値段も上がっていきます。
値段と使い心地
結論から言うと値段が安いロッドでも非常にいい物もあり、高いロッドでも使い心地に疑問が残るロッドもあります。私も定価1万円程度と安くてもいいロッドも愛用していますし、5万円を超えるハイエンドもモデルも使用しています。値段の違いはありますがいいものはいい!安いロッドでも「いっぱい釣れたり」、「でっかい魚が釣れたり」いい楽しい釣りができます。ハイエンドモデルでは最高級品を使っている満足感や使用感などで、さらなる釣りの楽しみを味わうことができると思います。
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結局使ってみて満足できるロッドか、できないか、ロッドはその人が満足して楽しく使用できるかどうかというのが一番といえるかもしれません。
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<加藤隆司/TSURINEWSライター>
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