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【初秋まで】安定のユニクロ 寒さは感じない
【強風の稜線】着た瞬間に暖かいコロンビア

【初秋まで】安定のユニクロ 寒さは感じない

【おとうさんのよも山ばなし】価格差は実力の差なのか?【フリース比較】登山メーカーとユニクロはどう違う?
(画像=撮影:ライター撮影,『暮らし〜の』より 引用)

ベンチがあったのでユニクロフリース脱ぐ。ネックウォーマーはすでに外している。「ふう」と思わず声が出る。同時に体が軽くなる

インナーの胸元は少し色が変わっていた。

肝心のフリースは内側が湿っている。あと1時間着ていたら汗でたいへんなことになっていただろう。

登山で汗が冷える汗冷えはなんとしても避けなければいけない。低体温症は汗冷えが原因の場合が多いからだ。

ただ暖かさだけに目を向けると十分使用に耐える。メッシュインナーなどインナーを工夫する必要はあるが初秋の低山なら使えると感じた。

行動中はフリースを脱いで、休憩時に着る使い方がよいだろう。

【強風の稜線】着た瞬間に暖かいコロンビア

【おとうさんのよも山ばなし】価格差は実力の差なのか?【フリース比較】登山メーカーとユニクロはどう違う?
(画像=撮影:ライター撮影,『暮らし〜の』より 引用)

汗冷えしないうちにコロンビアのフリースに着替えた。着た瞬間「軽い!暖かい!」

思わず笑みがこぼれる。大袈裟ではなく着ていないようだ。

稜線を歩きだすと案の定風が強かったが、ユニクロのように風を通すこともない(肌面にポリエステルがラミネートされている)

何より予想外のうれしさだったのが、腕振りの軽快さだ。僕は登山をする際ストックを使うのだがストックを持つ腕が軽い。「軽さは正義」とは古くからある格言だが、ここでその言葉を実感した。

【基本機能の高さ】細かいところのストレスがない

【おとうさんのよも山ばなし】価格差は実力の差なのか?【フリース比較】登山メーカーとユニクロはどう違う?
(画像=Photo by Iwao Kobayashi,『暮らし〜の』より 引用)

頂上に到着し、ザックを降ろす。背中の冷たさを覚悟したが、身を捩ることもない。

ザックの性能もあるが、汗ばんだ背中を適度に保温してくれているのだろう。

また、体温を下げるため胸元までファスナーを下ろすと、これもまた軽い。引っかかることなくスムーズに降りてくれる。煙草を吸うためにしまおうとした手袋の行先も然りだ。端々にストレスがかからず、晩秋の山にたっぷり集中できる。