リツィートは今現在6500を超え、いいねも5300台。そこででしょうBusiness Insaiderがまとめます。それによると、マスク氏の主張は、サンフランシスコ本社への出勤率はIDカードの記録では、オフィス稼働率は過去12ヶ月間のピークで25% 、平均で10%以下なのにfood serviceに年間1300万ドルもかかっている、とのことで、食べる人が激減してるから、とんでもなく高くついてる、ということのよう。
そして、こうも言ってます。「俺は週7日、オフィスで朝から晩まで働いている」。これが、これまでリモートワークを認めていたTwitterの方針を覆す、「週40時間はオフィスに出勤」というマスク氏のお達しにつながったんでしょう。
なお、マスク氏に反論したのは「不動産と仕事の変化」担当のVPだった人だそう。
さて、Twitterのcafeteriaはどうなっているか。23日付のBusiness Insiderの記事では、ニューヨークオフィスのある従業員が「2種類のハンバーガーとサラダバーがあった。前にあったエビのグリルなどはなかった」と語ったそうで、まだ閉鎖されたり、有料化されてはいないよう。
6兆円もの買い物をした世界一の富豪にしては、と言う気もしますがNew York Timesによると、Twitter買収の際の130億ドルの返済を抱え、広告主の撤退が相次ぐ中、まずは人件費に大鉈を振るい、あらゆる支出に目を光らせ、細かいことでは、従業員の補助金付きのスポーツジムのパス、携帯電話の請求書、育児手当などの福利厚生まで手をつけている、とのことです。そうでなければ倒産しかけない、という警告も発しています。
そんなに苦労するなら買収しなければよかったのに。何度もマスクを取材したという著名なtechジャーナリストKara Swisherさんは、政治評論家のChris Hayes氏が主宰するpodcastでそう問いかけた時、こう答えました。
彼はおそらく後悔してると思います。彼はこのプラットフォームがビジネスとして適切に活用されたことがないために、お買い得だと考えたのです。その後、市場が狂ったので過大な支払いをした。
馬鹿げたことだと抜け出そうとしたが、契約があってできなかった。買わなければならなかった。それでやりたいことはなんでもするつもりなのだ。
編集部より:この記事は島田範正氏のブログ「島田範正のIT徒然ーデジタル社会の落ち穂拾い」2022年11月24日の記事より転載させていただきました。