再雇用した従業員と写真を撮るイーロン・マスク氏イーロン・マスク氏Twitterより

10月末にTwitterを買収、役員全員を首にして”独裁者”になったイーロン・マスク(Elon Musk)氏。強烈な人減らしを進めた一方で、永久停止だったはずのトランプ前大統領のアカウントを復活させるなど、傍目にはやりたい放題のワンマンぶり。

そして今度はシリコンバレーのハイテク企業などでは付き物のような無料の朝食やランチの廃止をチラつかせるツィートで物議を醸しています。

私は外国からシェフを社員向けの無料食事のために招いたと話題になったGoogleなどの現場は知りませんが、カナダの中堅IT企業を訪問した際、無料ランチのほか、いつでも食べられるハンバーガーやスナック菓子を準備し、清涼飲料なども無料で自由に摂れるのを見て、ちょっとばかり羨ましかったものです。

そうしたハイテク企業の従業員のささやかな役得にマスク氏は10日ほど前にこう切り込みました。

いくらなんでも一食あたり400ドル以上もかかってるなんて!早速、ツィートで反論されます。このプログラムを1週間前まで担当していたがマスク氏の元で働くのが嫌でやめたという女性の元従業員。

これは嘘です。朝食とランチに私たちは一食あたり20~25ドルを使った。これで従業員はランチタイムとミーティングを通しで働けた。