寒さはこれが本番だが、釣りはこれからが熱い。筆者のライフワークであるシーバス釣りも、バチ抜けやハクパターンなど冬から春にかけてが1番面白い。ハゼ釣り師などもいなくなるので、河川でのシーバス釣りはやりやすくなる。しかし、寒さ対策だけは毎年悩む。そこで今回は、陸っぱりの釣りを中心にお金をかけない防寒対策はできないものか?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
お金をかけない防寒対策
寒いなら着込めばいい?ブクブクとクサフグのように着込めば暖かいが、荷物も増えるし、動きにくい。ヒートテックなどを着て対策しても、単体では川や海の寒さにはたいして効果がない。流行りのワークマンの防寒も悪くはないが、あれもこれもと買うほどお金もない。さて、冬は目の前だし、どうするか?
防寒対策に完璧はない
こらからご紹介する防寒はあくまでもお金がない筆者が編み出したサバイバルとも言うべき方法です。もちろん、これで寒さを完全に防げるわけではありません。防寒対策に完璧はありません。ご自身の防寒対策をした上で、こんな対策もあるんだとお考え下さい。くれぐれも風邪などひかないようにして下さい。
お金をかけない防寒対策ベスト3
筆者ならではの、知恵を絞った涙ぐましい努力のランキングTOP3を3位から紹介していきましょう。
第3位:新聞紙
どんな新聞紙でもいいが、筆者はスポーツ新聞を愛読しているのでこちらを使う。もちろん週刊つりニュースでも良いが、ここではオススメしないでおこう。この対策はけっこう暖かい。カサカサと何かと音が気になるが、お腹周りにはいい保温となる。
新聞紙ならどこのお家にもあるだろし、コストも掛からない。おまけに薄くてかさばらないし、必要なければすぐに捨てられるのもいい。これぞ究極の防寒対策用品だろう。
第2位:マスク
現代ではこのアイテムを持っていない人はいないだろう。では、釣りでマスクをしている人はどのくらいいるだろうか?ユーチューバーは別として、野外だからと外す人も多いだろう。しかし、実はこれがけっこうな防寒対策になる。
真夏にマスクをして熱中症になった人がいるが、それほどマスクは体温と密接な関係にある。筆者のシーバスポイントは、工場地帯や道路が近い。よってホコリなども多いので、マスクは欠かせないが、これがけっこう暖かいのに気付いた。わずかな上昇かもしれないが、釣りではこのわずかな保温が大切だ。特に夜釣りでは少しでも温まりたいと思うとこの小さなアイテムは見逃せない。
第1位:荷物を背負う
は?と、思ったそこのあなた、分かっていないと言っておこう。これが1番温かいと筆者は思う。この時期、特に風の強い日の陸っぱりの釣りは昼間でも寒い。そこで、荷物のリュックなどを背負うとこれがけっこう違う。フローティングベストを着ていれば、なお実感できる。動きやすさを考えると荷物は減らしたいが、あえて荷物を背負うという逆転の発想が寒さをしのぐカギだ。
そこで今までの順位を振り返ってみてほしい。新聞紙をお腹に巻き、マスクをし、そして荷物を背負う……文章にすると不審者のようだが、やってみるとそうでもない。温かい……はずだ。筆者はこれで寒さと戦っている。