収益化においてはどのステップも重要

今回の記事では、「収益化に繋げる新規事業」をどう考えるか、という点で新規事業の基礎的な部分を解説してきた。基礎的な内容と言えども、各フェーズのスコープをしっかりと理解し、実践できている企業は多くないのが実態ではないだろうか。

ステップ0~5までの中でどこに注力すればいいというわけではないが、当社ではステップ5で事業化を行う際に、事業のPMFに向けてグロース支援を伴走並行して行うことが多い。

次回の記事では、事業化や、その先にある“社会実装“に向けたポイントを深く解説していこう。


著者プロフィール

森一真

リブ・コンサルティング 事業開発事業部DXチーム

シニアコンサルタント

公認会計士協会準会員。新卒で財務・M&Aコンサルティング会社に入社し財務コンサルティング業務を担当。その後、ゲーム会社にてスマホゲームのディレクター兼アナリストとして顧客データ分析、ゲーム企画、UI・UXプランニング、マーケティング業務を経験。

前職のデジタル系コンサルティング会社では、 国内大手データホルダーと協力しデータ活用デジタルマーケティングコンサルティングを実施。その後、同社においてAIコンサルティング新規事業の立ち上げを担当。コンサルティングの傍ら、AI系大手ベンダー複数社と連携しソリューション企画開発や登壇活動を行う。

リブ・コンサルティングではデジタル領域事業開発コンサルティング全般を担当。コアスキルはソリューション企画。特に、データ・AIのビジネス活用に強み。