TRUST CLUB プラチナ Visaカードはプラチナカードの基本的なサービスに加えて、最高1億円の旅行傷害保険を始めとした多種多様な保険、旅行サービスが充実しているカードだ。このハイスペックカードは実は年会費を無料にする方法がある。10の特徴・メリット、お得な使い方を徹底解説していこう。

目次
1,TRUST CLUB プラチナ Visaカードの基本スペックと審査基準
2,TRUST CLUB プラチナ Visaカードの10の特徴・メリット
3,TRUST CLUB プラチナ Visaカードのポイント還元率は?
4,TRUST CLUB プラチナ Visaカードの2つのデメリット
5,TRUST CLUB プラチナ Visaカードがおすすめなのはどんな人?

1,基本スペックと審査基準――家族会員は年会費無料

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」は、「プライオリティ・パス」の会員資格により世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用でき、最高1億円の旅行傷害保険など付帯保険も充実している1枚だ。

まずは、基本スペックを確認しておこう。

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の基本スペック

国際ブランド VISA
年会費 3万8,500円(税込)
家族会員無料
ポイントサービス TRUST CLUB リワードポイント
通常ポイント還元率 1%
ポイント交換対象 JCBギフトカード
Amazonギフト券
Tポイント など
空港ラウンジサービス 国内31空港+韓国・仁川+ハワイ・ホノルル
プライオリティ・パス(世界1,300ヵ所以上のラウンジ)
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯)
国内旅行傷害保険(利用付帯)
海外航空便遅延費用保険(自動付帯)
国内航空便遅延費用保険(利用付帯)
外貨盗難保険(自動付帯)
バイヤーズプロテクション(ショッピング保険・利用付帯)
キャンセルプロテクション(キャンセル補償・利用付帯)
追加カード 家族カード
ETCカード
電子マネー QUICPay(Apple Pay経由)

審査基準……年収500万円・勤続3年以上が目安

ホームページの「入会の目安」には、「25歳以上」とだけ書かれている。25歳というと4年制大学を卒業後、3年間勤めたタイミング。したがって勤続年数は3年以上でない、と審査に通りにくいと考えられる。パートやアルバイト、主婦なども審査通過は難しそうだ。

口コミ情報によると、年収500万円以上で審査通過の可能性があるという、一方で、三井住友トラストクラブが発行する他のクレジットカードで、質の良いクレジットヒストリー(クレジット利用履歴)を積んでいれば、年収が500万円未満でも審査に通ることがあるそうだ。ここでいう「質の良いクレジットヒストリー」とは、海外旅行や高額商品の購入を何度も行い、一括払いか回数が少なめの分割払いで完済していることを指す。

逆に、過去にカード利用代金の支払いやカードローンの返済、携帯電話端末の分割払いなどで延滞がある場合は、年収条件がクリアしていても審査通過は厳しくなる。

TRUST CLUB プラチナマスターカードとの違いは?

三井住友トラストクラブが発行するカードには、年会費が3,300円(税込)と非常に安い「TRUST CLUB プラチナマスターカード」というものもある。

名称は国際ブランドの部分しか違わないが、その特典・サービスの内容はまったく別物だ。

TRUST CLUB プラチナ
Visaカード
TRUST CLUB プラチナ
マスターカード
年会費 3万8,500円(税込) 3,300円(税込)
家族会員無料
入会の目安 25歳以上 22歳以上
年収200万円以上
通常ポイント還元率 1% 0.5%
空港ラウンジ
サービス
国内31空港+韓国・
仁川+ハワイ・ホノルル
プライオリティ・パス
なし
コース料理1名
無料サービス
あり あり
コンシェルジュ あり なし
旅行傷害保険 海外最高1億円(利用付帯)
国内最高1億円(利用付帯)
海外最高3,000万円(利用付帯)
国内最高3,000万円(利用付帯)
航空便遅延費用保険 海外最高4万円(自動付帯)
国内最高4万円(利用付帯)
なし
外貨盗難保険 年間10万円限度(自動付帯) なし
バイヤーズ
プロテクション
年間500万円限度
(利用付帯)
年間50万円限度
キャンセル
プロテクション
年間20万円限度
(利用付帯)
なし

このように比較すると、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」が低スペックカードに見えてしまう。しかし3,300円という年会費を考えると、コース料理1名無料やショッピング保険が付帯しているのは、コスパが良いと言えるだろう。

ただし「プラチナらしい」ハイスペックなカードを求めるなら、TRUST CLUBのプラチナグレードでは「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」がベストだろう。

【関連記事】
年会費3,000円の「TRUST CLUBプラチナマスターカード」の特徴は?

2,TRUST CLUB プラチナ Visaカードの10の特徴・メリット

特徴・メリット1,ハワイ・韓国と国内主要空港のラウンジを無料で利用できる

国内主要31空港と、韓国の仁川国際空港(ソウル)とハワイのダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル)海外2空港において、空港ラウンジを無料で利用できる。国内の対象空港は以下のとおり。

新千歳空港 函館空港 旭川空港 青森空港
秋田空港 仙台空港 新潟空港 富山空港
小松空港 成田国際空港 羽田空港 富士山静岡空港
中部国際空港 関西国際空港 神戸空港 伊丹空港
岡山空港 米子空港 広島空港 出雲縁結び空港
山口宇部空港 高松空港 徳島空港 松山空港
北九州空港 福岡空港 大分空港 長崎空港
熊本空港 鹿児島空港 那覇空港

特徴・メリット2,プライオリティ・パス無料!世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジも

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の会員は世界146ヵ国、600を超える都市にある1,300ヵ所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」に年会費無料で申し込める(本会員のみ)。通常、これには429米ドルの年会費が必要なので、これだけで「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の年会費の元が取れることになる。同伴者は、32米ドルでラウンジを利用できる。

特徴・メリット3,2つのコンシェルジュサービスが提供される

優待が充実していると、肝心なときに使えない、どの優待を使うか検討するのがそもそも面倒、といた悩みが生じることがある。そんな時に頼りになるのが、コンシェルジュサービスだ。コンシェルジュに要望を伝え、それに沿った形で最もお得な選択肢を示してもらうことで、手間を省けるだろう。

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」では、以下の2つのコンシェルジュサービスを利用できる。

  • プラチナ専用デスク
  • Visaプラチナコンシェルジュ

前者では「TRUST CLUBカード」が提供するサービスやカードについての問い合わせやリクエストに、後者ではVisaが提供するサービスについての問い合わせやリクエストに応じてくれる。

メリット・特徴4,旅行保険はもちろん外資盗難保険、キャンセル補償など多種多様な保険が付帯

このカードには、旅行傷害保険や航空便遅延費用保険、ショッピング保険、外貨盗難保険、キャンセル補償と多彩な保険が付帯する。それぞれ詳細を見ていこう。

・旅行傷害保険……海外・国内とも利用付帯で最高1億円、家族特約も

旅行傷害保険は、海外・国内とも旅行代金をカード払いにした場合に付帯し(利用付帯)、いずれも最高1億円が補償される。本会員、家族会員に付帯するほか、家族会員以外の家族にも保険が付帯する家族特約も付いている。詳細は以下のとおりだ。

海外旅行傷害保険(利用付帯)

保険項目 保険金額
本会員・家族会員 家族特約対象者
死亡・後遺障害 最高1億円 最高1,000万円
傷害治療費用(1事故の限度額) 500万円
疾病治療費用(1疾病の限度額) 500万円
賠償責任(1事故の限度額) 5,000万円
携行品損害
(1事故・1旅行中の年間限度額)
100万円
(1つあたり10万円限度)
救援者費用(年間限度額) 500万円

国内旅行傷害保険(利用付帯)

保険項目 保険金額
本会員・家族会員 家族特約対象者
死亡・後遺障害 最高1億円 最高1,000万円
入院 日額5,000円
手術 手術の種類に応じて
5万円・10万円・20万円
通院 日額3,000円

・航空便遅延費用保険……海外・国内とも最高4万円

搭乗する航空便の遅延や欠航、手荷物の遅延や紛失などに伴う出費が補償される。海外では自動付帯、国内では利用付帯となる。

海外航空便遅延費用保険(自動付帯)/国内航空便遅延費用保険(利用付帯)

保険項目 保険金額
乗継遅延費用
(1回の遅延の限度額)
2万円
出航遅延・欠航・搭乗不能費用
(1回の遅延の限度額)
2万円
受託手荷物遅延費用
(1回の遅延の限度額)
2万円
受託手荷物紛失費用
(1回の遅延の限度額)
4万円

・外貨盗難保険……年間10万円限度

海外で現金を持ち歩くのはなるべく避けたいところだが、現金が必要な場面もあるだろう。盗難が心配だが、このカードには外貨盗難保険も付帯している。これは、海外旅行時に外国通貨を盗まれた場合に、年間10万円を限度として補償する保険だ(自己負担額:1事故5,000円)。

こちらは、本会員のみに適用される。なお、紛失・置き忘れが原因の場合は対象外だ。

・バイヤーズプロテクション(ショッピング保険)……年間500万円限度

カードで購入した商品が購入日より90日以内に、破損・盗難・火災など偶然の事故で損害を受けた場合に補償する保険。国内・国外ともに対象で、限度額は年間500万円(自己負担額:1品につき1万円)。

本会員と家族会員のほか、本会員・家族会員からその商品をプレゼントされた人にも適用される。

・キャンセルプロテクション(キャンセル補償)……キャンセル費用を20万円まで補償

本会員・家族会員がカード払いで予約した旅行やイベントなどが、自身や家族の入院・通院などの理由でキャンセルし、キャンセル費用を負担した場合に補償される。キャンセルの理由や補償適用条件によって、補償限度額は変わる。

キャンセル理由 補償適用条件 年間補償限度額
カード会員本人、
カード会員の配偶者または
1親等以内の親族の死亡
死亡日を含めて31日以内の
イベントなどをキャンセルした場合
(カード会員本人の死亡の
場合はこの限りではない)
20万円
カード会員本人、
カード会員の配偶者または
1親等以内の親族の傷害・
疾病による入院
入院開始日を含めて31日以内の
イベントなどをキャンセルした場合
カード会員本人、
カード会員の配偶者または
子の傷害による通院
通院開始日を含めて7日以内の
イベントなどをキャンセルした場合
6万円

補償額は、キャンセル理由の発生1回につき、キャンセル費用から自己負担額1,000円、あるいはキャンセル費用の10%分のうち、高いほうの金額を差し引いた額となる。

また、キャンセル費用について第三者により支払われた損害賠償金などがある場合は、カード会員が実際に負担したキャンセル費用から損害賠償金を差し引いた金額が補償対象となる。

メリット・特徴5,コース料理が最大2名無料!グルメ・ショッピング・シティラウンジなどの優待も充実

対象レストランで所定のコース料理を2名以上で予約した場合に1名分が無料、6名以上の予約で2名分が無料になる「TRUST CLUBダイニングセレクション」というプラチナカードらしい優待も用意されている。

その他、グルメ関連の優待として以下のものが提供される。

サービス・優待名 サービス・優待内容
Visaプラチナ
ラグジュアリーダイニング
高級レストランで2万円(税サ込)以上の
予約から利用できる
5,000円相当の割引クーポンを
会員1名につき月間1枚まで提供(枚数限定)
Visa
「ザ・コンコルド・ワインクラブ」
会員制ワインクラブ
「ザ・コンコルド・ワインクラブ」の
会員向け厳選ワインの購入、
ワインイベントへの参加ができる
Visa海外レストラン予約サービス
「たびらく」
海外レストラン予約サービス
「たびらく」のサービス手数料
(1件・税別500円)が無料に

メリット・特徴6,百貨店の特別なラウンジも利用できる

このクレジットカードでは空港ラウンジだけでなく、大丸東京店11階にあるメンバーズサロン「D’sラウンジトーキョー」も利用できる。銀座・日本橋を一望できるラウンジではフリードリンクが提供されるほか、有料で応接室を借りることもできる。提供サービスの一覧は以下のとおり。

  • フリードリンクサービス(コーヒー・紅茶)
  • 喫煙ルーム
  • フィッティングルーム
  • 専用クローク
  • 携帯電話、パソコン利用スペース
  • 応接室貸し出し(税別3,334円/1時間、4名まで利用可)

本会員・家族会員は無料(1日1回2時間まで)、同伴者は1名926円(税別)で利用できる。

メリット・特徴7,ラウンジ以外の空港関連優待が充実

空港やその周辺で利用できるサービス・優待も多種多様。

サービス・優待名 サービス・優待内容
空港前泊
ホテル
サービス
プラチナ旅行デスクで50万円以上の
海外パッケージツアーか日本発の海外航空券を
一度に購入した場合、
ホテルの1部屋(2名まで)が提供される
(成田空港:ヒルトン成田、関西国際空港:
ホテル日航関西空港)
空港
送迎タクシー
プラチナ旅行デスクで50万円以上購入した場合、
対象地域内が片道無料に、100万円以上なら往復無料になる
空港特急
列車サービス
プラチナ旅行デスクで
50万円以上の海外パッケージツアーか
日本発の海外航空券を一度に購入した場合、
空港までのJRまたは私鉄特急列車が指定区間内で
2区間分まで提供される
(対象空港:成田空港、関西国際空港)
手荷物宅配サービス・
コート預かりサービス
会員1名1回の旅行につき、
①手荷物宅配1個(出国時)
②手荷物宅配1個(帰国時)
③コートお預かりサービス(1着)
のうち2つまでが無料になる
Visaプラチナ
空港宅配
国際線利用時、出国時と帰国時に
1個目と2個目の手荷物の宅配料金が
各500円となり、それ以降は通常料金の
20%オフで利用できる
(対象空港:成田空港、羽田空港第2ターミナル・国際線、
羽田空港第3ターミナル、中部国際空港、関西国際空港)
Visaプラチナ海外
Wi-Fiレンタル
通信レンタル料金が全プラン45%オフ、
商品手配手数料(1件550円)が無料
(※対象外期間あり)
Visaプラチナ空港
送迎ハイヤー
羽田空港・成田空港と自宅間をハイグレードな
ハイヤーで送迎するサービスが優待価格で提供される
JALエービーシー優待 JALエービーシー提供の4つのサービス
(空港宅配、レンタル携帯電話、手荷物一時預かり、
レンタル音声翻訳機)を優待価格で利用できる

メリット・特徴8,高級リゾートホテルにお得に泊まれるホテル優待

空港関連だけでなく、ホテル・トラベル関係のサービス・優待も数多く用意されているのが、このカードの大きな特徴だ。

・TRUST CLUBカードの海外ラグジュアリーホテル優待

「TRUST CLUBカード」の特典として、高級リゾートホテルで優待料金・特典が提供される。

地域 ホテル名 優待内容
モルディブ シックス センシズ ラーム 宿泊代優待料金
朝食サービス(2名まで)
アーリーチェックイン/
レイトチェックアウト、
部屋のアップグレード
セイシェル シックスセンシズ
ジルパシヨン
宿泊代優待料金
朝食サービス
アーリーチェックイン/
レイトチェックアウト、
部屋のアップグレード
インドネシア アナンタラ スミニャック
バリ リゾート
朝食サービス(2名まで)
アーリーチェックイン/
レイトチェックアウト
ラオス アヴァニ + ルアンパバーン サンセットクルーズ・
ホテル内レストランでの飲食・
スパトリートメントが10%オフ
モザンビーク アナンタラ メジュンベ ア
イランド リゾート
宿泊代優待料金
アヴァニ ペンバ
ビーチ ホテル
宿泊代優待料金

ただし、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、部屋のアップグレードの提供は空室状況次第となる。また、繁忙期には特典の提供がないこともある。

・ダイナースクラブカードの海外ラグジュアリーホテル優待

三井住友トラストクラブが発行する「ダイナースクラブカード」の会員向け優待対象ホテルのうち、以下のホテルでも優待を受けられる。

地域 ホテル名 優待内容
ソウル ロッテホテルソウル
エグゼクティブタワー
ラウンジ利用(2名まで)
または空港→ホテル間をセダン送迎
※部屋タイプにより優待が異なる
ハワイ・オアフ島 トランプ・
インターナショナル・
ホテル・ワイキキ
割引プランをより有利な条件で利用できる
ドリンククーポン(1名につき1枚)

・その他のホテル優待

その他、ホテル関連の優待として宿泊料金割引やホテル施設の優待料金が提供される。

サービス・優待名 サービス・優待内容
Visaプラチナホテル
ダイニング
総額1万円(税サ込)以上の予約につき3,000円相当の
割引クーポン1枚が提供される(会員1名につき毎月1枚まで)
Visaハワイホテル・
コンドミニアム優待
アクア・アストン・ホスピタリティーの
対象ホテル・コンドミニアムが最大15%オフ
宿泊予約サービス
「Relux」優待
「Relux」提供価格からさらに5%オフ
Hotels.com
会員特別割引
Hotels.comウェブサイトの合計室料からさらに8%オフ
ホテル
フィットネス優待
ハイアット リージェンシー 東京の
フィットネスジム、プール、
スパ施設を同伴者1名まで優待料金で利用できる

メリット・特徴9,ゴルフや海外レンタ―カーなどトラベル・レジャー優待も幅広くカバー

旅行商品の購入やゴルフ場、レンタカーなどにおいて優待割引が提供される。

サービス・優待名 サービス・優待内容
Visaプラチナトラベル 国内・海外旅行が5~10%オフ
Visaプラチナゴルフ 国内有名ゴルフコース約1,400ヵ所で使える
最大1万円相当の割引クーポンを毎月50名に提供 など
Visaプレミアム
カーレンタル
プレミアム輸入車のレンタルサービスが15%オフ
Visaハワイ
アトラクション施設優待
ハワイの各種アトラクション施設が10~15%オフ
Visaアラモ
レンタカー優待
ハワイ、グアム、米国、カナダの
アラモレンタカーが15%オフ
プラチナ旅行デスク 大手旅行会社のパッケージツアーが3~5%オフ
トヨタレンタカー優待 5%オフ
タイムズカーレンタル優待 5%オフ
タイムズカーシェア優待 カード発行手数料無料、月額基本料金3ヵ月無料
ハーツレンタカー優待 米国(含ハワイ)、カナダのハーツレンタカーで
車種のワンランクアップグレード、
25米ドル割引が提供される

メリット・特徴10,ファッションやフィットネスなど日常で使える優待・特典もラインアップ

その他、「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の優待としてファッションやフィットネスクラブ関係のサービスがお得になる。

サービス・優待名 サービス・優待内容
Visaプラチナ
シティーラウンジ
ビジネスエアポート
仕事に利用できる空港ラウンジの
ような空間「ビジネスエアポート」、
休息にも使えるラウンジ
「シェアワークプレイス」を
シティーラウンジとして無料で提供
Visaビジネスウェア
月額利用サービス
「着ルダケ」優待
初月の通常月額費用が最大無料に
コナミスポーツクラブ優待 月会費に法人会員料金プランを適用。
都度利用の場合は税込料金から500円引きに
大丸松坂屋
オンライン
ショッピング優待
1万800円(税込)以上の購入時に
1,000円の割引クーポンを利用できる
GILT特別優待 高級ブランド会員制サイト「GILT」
への新規登録で割引券2,000円分をプレゼント。
また入会翌月から毎月1枚、
無料配送券がプレゼントされる
GILT CITY特別優待 グルメ、ビューティ、ホテル、
エンターテイメントなどの体験プランの優待サイト
「GILT CITY」新規登録で割引券
2,000円分をプレゼント。
また入会翌月から毎月1枚、
無料配送券がプレゼントされる
TRUST CLUBカード
会員様向け 資産運用プラン
対象商品と定期預金を同時に
総額100万円以上申し込むと、
定期預金に特別金利が適用される

3, TRUST CLUB プラチナ Visaカードのポイント還元率は?――有効期限がなく貯めやすい

クレジットカードを選ぶ際の大きな判断基準となる、ポイントサービスについても触れておこう。

貯まるポイントと還元率……「TRUST CLUB リワードポイント」が還元率1%で貯まる

貯まるポイント TRUST CLUB リワードポイント
ポイントが
貯まる単位
クレジット支払100円→4ポイント
(1ポイント1円相当)
通常還元率 1%
有効期限 無期限

ポイントの使い道……次年度年会費への充当がお得

ポイントは賞品への交換のほか、ギフト券や商品券、他社ポイント・マイルなどへ1ポイント→約0.25円相当のレートで交換できる。キャッシュバックとしてカード利用代金の支払いへの充当や、次年度年会費への充当もできる。

ポイントの交換対象と必要ポイント数は、以下のとおり。

交換対象・利用対象 交換・利用単位 必要ポイント数
Amazonギフト券 2,000円分 8,000P
スターバックスカード チャージ
キャッシュバック
Tポイント 1,000P 4,000P
楽天スーパーポイント
JCBギフトカード 5,000円分 2万P
びゅう商品券
HIS商品券SKY
JTB旅行券
スターバックスカード
TRUST CLUB プラチナ Visaカード年会費充当 3万8,500円相当 9万3,000P

このうち最もお得なのは、次年度年会費への充当だ。交換レートは1ポイント→約0.4円相当、ポイント還元率換算では約1.6%になる。

ポイント還元率をアップする2つの方法……月12.5万円×12ヵ月で1万ポイントボーナス!

このクレジットカードのボーナスポイント、ポイント還元率アップの方法は以下の2つだ。

・方法1,ボーナスリワードプログラムの適用で最大1万ポイント贈呈

「ボーナスリワードプログラム」とは、年間利用額に応じて翌年にボーナスポイントが加算される仕組みのこと。

年間利用額ごとのボーナスポイントは、以下のとおり。

年間利用額 翌年ポイント加算数
50万円以上 2,500P
100万円以上 6,000P
150万円以上 1万P

年間150万円は、月に換算すると12.5万円。このカードをメインカードとして利用する場合、1万ボーナスポイントの獲得は難しくないだろう。

・方法2,「TRUST CLUB ポイントモール」経由のネットショップでポイント倍付け

ネットショッピングの際は、ポイントサイト「TRUST CLUB ポイントモール」を経由することを忘れないようにしたい。通常のクレジット利用ポイントとは別に、ショップごとに設定された倍率のボーナスポイント、もしくはキャッシュバックを選択できる。

登録サイトは、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Apple公式サイト、じゃらんなど多数。例えば、楽天市場では100円のクレジット利用につき1ポイントが追加加算、もしくは0.5%がキャッシュバックされる。

年会費を実質無料にできる利用額は?

通常のポイント還元とボーナスリワードプログラムの組み合わせで、年間207万5,000円(月に約17万3,000円)を利用していれば、次年度年会費に充当できるポイントが貯まる。毎年その利用額を達成すれば、次年度以降の年会費は実質無料になる。

4,TRUST CLUB プラチナ Visaカードの2つのデメリット――審査が厳しすぎる印象も

年会費が3万円台のプラチナカードのスペックとして十分以上の価値が「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」だが、あえて言うなら年会費と審査の部分でデメリットといえる点もある。

デメリット1,旅行が少ない人には割高感のある年会費

「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」は旅行に便利なサービス・優待が充実しているカードといっていいだろう。しかし、裏を返せば、旅行の回数が少ない人にとって、3万8,500円(税込)の年会費は割高に感じられるかもしれない。

デメリット2,審査が比較的厳しい

年収500万円以上でないと審査に通りにくいというのは、3万8,500円(税込)のカードとしては少々厳しい印象がある。

5,TRUST CLUB プラチナ Visaカードはどんな人におすすめ?海外旅行とグルメが好きなら

ここまで挙げてきた特徴から、海外旅行が多くグルメを楽しむ人なら年会費以上のメリットを得られるカードと考えて間違いないだろう。

年会費が気になる人は、年間207万円を利用する予定があるかどうかを確認し、自分にとってメリットのあるサービス・優待がどれくらいかあるかによって判断するといいだろう。

 

モリソウイチロウ
執筆・モリソウイチロウ
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。
「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカードに詳しく、専門サイトでの執筆も行っている。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。

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