シェア1位のiPhoneも、物価上昇により出荷減少か?

Appleが11期連続シェア1位、22年度上期国内携帯電話端末の出荷台数【MM総研調べ】
(画像=(Image:Ringo Chiu / Shutterstock.com) 1位のアップルによる値上げの反応は下期に反映される予想で、物価上昇の中iPhoneが今後どのように評価されていくか気になるところだ、『オトナライフ』より 引用)

円安・物価上昇の影響で各種サービスの値上げラッシュが続く中、端末価格や購入頻度など通信費を見直す世帯は、今後、ますます増加するとMM総研は予測している。同社が2022年10月に発表した「iPhone指数」とは、世界各国の平均賃金に占めるiPhone直販価格を示したものである。 この指数によれば日本は2.06%で、iPhoneシェアが40%以上の国の中でも高いことがわかる。物価上昇で高価格帯に属するiPhoneの販売動向への影響が注目される。

Appleが11期連続シェア1位、22年度上期国内携帯電話端末の出荷台数【MM総研調べ】
(画像=日本のiPhone指数(iPhone 14価格÷平均賃金)は2.6%で、37の国・地域の中で18番目に小さい値となった(「MM総研」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

スマートフォン出荷台数シェア1位のアップルも7月に、日本市場での販売価格を値上げして大きな話題を呼んだ。円安による価格調整とみられるが、9月に発売されたiPhone 14シリーズは、値上げ後のiPhone 13シリーズをさらに上回る価格となっている。アップルの7月の値上げに対するユーザーの反応が反映されるのは下期になるとみられ、人気のiPhoneが、通信費引き締めを図るユーザーから今後、どのように評価されていくか目が離せない。

出典元:円安・物価上昇により携帯出荷は減少基調に「2022年度上期 国内携帯電話端末の出荷台数調査」【MM総研】
出典元:日本のiPhone販売価格は世界37の国・地域の中で最安「世界のiPhone販売価格調査(2022年9月)」【MM総研】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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