1人歩くと。。

今まで訪れた際には、歩くのに必死で気付かなかったのですが、1人マイペースに参道を歩くと、ふと、供養塔がたくさんある事に気づきました。 昔の歴史的合戦の敵味方含めての供養塔もありますし、近代の第1次・第2次大戦の時の塔も点在しています。 そこには、味方だけでは無く、敵に対する優しい祈りを感じる物が多くありました。 戦災児を、連れ帰る中で、亡くし悼む塔もありました。 敵も味方も、知らない子供も、どうか、安らかに眠ってほしいという、多くの市井の人たちの温かい気持ちに触れる事が出来た貴重な時間でした。

そんな思索にふけりつつ、1人という事は、止める人がいない訳で、思ったよりも、歩き回ってしまい、ランチタイムを大幅オーバー。 精進料理を食べるつもりが、一の橋の近くで、熊野牛の極上牛丼を。。 後で調べると、比較的、ランチタイムを区切らずに営業しているお店も多い様ですので、お目当てのお店の営業時間は要確認ですね。食べ物屋さんは、金剛峯寺近辺の方が、選択肢は豊富です。
金剛峯寺・壇上伽藍など

一の橋口もしくは、刈萱堂のバス停から金剛峯寺前までが、歩いて20分くらいなので、バスが来なさそうでしたら、歩いても良いかと思います。道の両側にお店もたくさんあり、飽きません。

金剛峯寺は、石楠花が美しい時期でした。あんまり近づき過ぎると、蜂がぶんぶんしています。

「六時の鐘」は、毎日偶数の時間の0分に美しい鐘の音を響かせます。こちらのお写真の鐘は行事用で、その音が聞ける機会は少し貴重です。 そして、壇上伽藍では朱色の根本大塔や、薬師如来がご本尊として祀られる金堂など見所満載です。

最後に、何故?か、高野山駅の2階のギャラリーで真田丸の兜と羽織のセットがあったので、 着用して自撮り。。(ひとり旅ですからね。。こういう時も)武将コスプレまで体験できて、盛りだくさんでした。