奥之院から行きました!

私は、元気な間に(歩いてからランチ派)歩きたかったので、まずは、奥之院から行く事にしました。 奥之院に行くには、【一の橋口】か【奥之院口】もしくは、歩行距離を半分くらいカットされたい場合は、【奥之院前】のバス停で降りてください。

だがしかし、私は、【一の橋口】の1つ手前の【刈萱堂前】で降ります。 刈萱堂では、『石堂丸物語』を堂内で見る事が出来ます。親子の愛と共に、人間の身勝手さなど色々考えさせられる伝説ですよね。 私が、このお話を知ったきっかけは、有栖川有栖さんの『海のある奈良に死す』というミステリーでした。

売店では、この『石堂丸物語』の絵本や、オリジナルのお線香も買えます(そして、セールス上手なお坊さんにも会えます)。 さてはて、刈萱堂から一の橋口も、歩いて5分くらいなので、ぷらぷらと歩きます。
さあ、奥之院を歩こう!!

まずは、一の橋口から橋を渡る前に、看板で全体像と、絶対見たいお墓。。いや、絶対、お参りしておきたいお墓をチェック(すいません。バチあたりな。。) イヤホンガイドのマークはポイントについていますが、同じ様なお墓が両脇に続くと、ぼーっとして、見落としてしまう事もありますので、念の為。(1人だと誰も教えてくれません)
さてさて、てくてくと参道を歩きながら、あまたいる歴史の中の有名・無名の人々に思いを馳せます。 機会があれば、ぜひ、ガイドさんの説明を聞きながら歩くと、傍に佇む墓石の思わぬドラマを感じる事が出来るかも??知れません。


意外と有名な武将のお墓が小さかったり、奥様のお墓が豪勢だったりします。 上が、ひっそりめの織田信長氏と、続いて、一番石と呼ばれる、6.6メートルの大きなお墓が江姫様。愛と権勢の証ですね。

これは、大師様の腰かけ石。空海様がお疲れになった時に、ひょいと腰かけられたとか。。 今は、写真スポットなので、あまり、ぼーっと座ってもいられません。

そして、姿見の井戸。井戸を覗いてお顔が見えないと。。というのが、以前は怖くて絶対拒否でしたが、今回は、さくっと見てしまいました。(結果は秘密??)

そして、汗かき地蔵。私たちに代わって、汗をかきかき願い事を叶えてくれる、とか。申し訳無い有難たさです。

そして、そして、パンチあり過ぎるメイクになっているお化粧地蔵様。美しくなります様に。。

そして、この橋より先は聖域の為、お写真禁止です。 みろく石を持ち上げたり(重かったです。。まだまだ、善人では無いらしい)お参りしたり、お線香をあげたりして(ここで、刈萱堂で購入したお線香が役に立ちました)、静かに過ごします。 ぜひ、燈籠堂地下も忘れず歩いてくださいね。