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吉野ケ里遺跡 ~気分はもののけ姫!~
佐賀の日本酒を堪能
吉野ケ里遺跡 ~気分はもののけ姫!~

佐賀市の北にそびえる背振山地、その麓の吉野ケ里丘陵に吉野ケ里遺跡は広がっています。
50ヘクタールにもなる広大な敷地には弥生時代の集落跡や墳墓が残されており、濠に囲まれたむらの中には物見櫓や主催殿が復元されています。
丘陵に建つ床高6mの物見櫓からはむらだけでは無く佐賀平野も一望でき、草原が広がっていたと思われる弥生時代はさぞ見晴らしが良かったでしょう。
村内に目をやると茅葺の家々を敵の侵入を防ぐ板垣がぐるりと囲み、今にもイノシシが出そうな背振山など、もののけ姫のワンシーンに出てきそうな光景が広がっています。
歴史や映画に想いを馳せつつ園内を歩くと当時の王様を埋葬した北墳丘墓があり、ドームに覆われた墳丘墓は当時の甕や装飾品が展示されており、まるで大きなタイムカプセルの中にいるような気分になります。
佐賀県民の遠足、観光スポットになっている人気の遺跡ですが、休日でもタイミングと時間によってはひとけのないスポットもあるので、彼岸花が揺れる中佇む茅葺屋根の居住区を静かに見つめたりと、自分だけのお気に入りのポイントを見つけるのも面白いですね。

吉野ケ里歴史公園
- 住所:〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
- 営業時間:9:00~17:00(4月1日〜5月31日、9月1日〜3月31日)、9:00〜18:00(6月1日〜8月31日)
- 定休日:12月31日、1月の第3月曜日とその翌日
- 入場料:大人(15歳以上)460円 中学生以下は無料
佐賀の日本酒を堪能
佐賀と言えば忘れてはいけないのが日本酒です。
九州のお酒といえば芋や黒糖の焼酎のイメージが強いですが、佐賀県は焼酎よりも日本酒の消費が多く、最盛期に比べ減ったとはいえ今でも多くの酒蔵が残っています。
焼酎より日本酒の生産が多かった理由として、江戸時代に佐賀を治めていた鍋島藩が日本酒造りを奨励したとか、広大な佐賀平野と良質な水を生み出す山があった事で、酒造りに必要なお米と水に恵まれた為とも言われています。
少し前まで佐賀のお酒はあまり知られていませんでしたが、酒蔵さんや佐賀のお酒好きの人たちの努力もあり、現在は県外でも佐賀のお酒は人気があり他県では手に入りにくい銘柄もあります。
そんな佐賀のお酒を多く揃えているのが、佐賀城のすぐ近くにお店を構える石丸酒店さん。

小さなお店ですが、店内にはずらりと佐賀のお酒が並び何を買えばいいのか悩んでしまうほど。
そんな時は店主の石丸さんに相談すれば、好みに合ったお酒を親切に教えてくれます。
おいしそうなお酒が多すぎてついつい買いすぎてしまった時でも、お店から発送もできるので安心です。
買ったお酒をすぐ飲みたい!宿まで我慢できない!そんな時はお店の隣が角打ちになっているので、ちょっとしたおつまみと一緒にお酒を飲むことができます。
お酒好きの常連さんがいればお酒談議に花を咲かせ、盃を交わして仲良くなるのも旅の醍醐味の一つですね。

石丸酒店
- 住所:〒840-0041 佐賀県佐賀市城内2-12-15
- 営業時間:(酒 店)10:00~21:00
(角打ち)平日16:00~21:00
土日16:00~20:00 - 定休日:1月1日
佐賀の素敵なスポットはこれだけではありません。
今後も佐賀の知られざる魅力的なスポットを紹介していきますので、佐賀旅行のきっかけになれば幸いです。
文・写真・syo/提供元・たびこふれ
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