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本日、発売になる、『日本の政治「解体新書」: 世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』 (小学館新書)では、戦後の野党第一党の歴史ということを語った部分がある。ありそうでなかった視点だと思う。
「55年体制」とは、1955年に左右社会党が合併して日本社会党となり、鳩山首相の民主党と緒方竹虎の自由党が保守合同して、自由民主党となり、二大政党が成立したことをいう。
それ以前は、自由党が第一党で野党第一党も保守政党であることが多かった。1946年の第22回総選挙から1955年の第28回総選挙までの総選挙での第一党と第二党を列挙すると、
22回:自由・進歩 23回:社会・自由 24回:自由・民主 25回:自由・改新 26回:自由・改新 27回:自由・改新 28回:民主・自由
となる。