2014年ブラジルW杯日本代表メンバー
GK
- 川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー・31)
- 西川周作(浦和レッズ・27)
- 権田修一(FC東京・25)
DF
- 今野泰幸(ガンバ大阪・31)
- 伊野波雅彦(ジュビロ磐田・28)
- 長友佑都(インテル/イタリア・27)
- 森重真人(FC東京・26)
- 内田篤人(シャルケ04/ドイツ・26)
- 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド・25)
- 酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ・24)
- 酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ・23)
MF
- 遠藤保仁(ガンバ大阪・34)
- 長谷部誠(ニュルンベルク/ドイツ・30)
- 青山敏弘(サンフレッチェ広島・28)
- 山口蛍(セレッソ大阪・23)
FW
- 大久保嘉人(川崎フロンターレ・31)
- 岡崎慎司(マインツ05/ドイツ・28)
- 本田圭佑(ミラン/イタリア・27)
- 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド・25)
- 清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ・24)
- 柿谷曜一朗(セレッソ大阪・24)
- 斎藤学(横浜F・マリノス・24)
- 大迫勇也(1860ミュンヘン/ドイツ・23)
2014年ブラジルW杯。欧州の名門クラブに所属する選手が増加し、2011年のAFCアジアカップで優勝に導いたアルベルト・ザッケローニ監督(2010-2014)が率いるチームは躍進が期待されていた。しかしコートジボワールとコロンビアに敗れ、1分2敗でグループリーグ敗退。なお海外組が12人、国内組は11人と、初めて海外組が上回った。
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2018年ロシアW杯日本代表メンバー
GK
- 川島永嗣(メス/フランス・35)
- 東口順昭(ガンバ大阪・32)
- 中村航輔(柏レイソル・23)
DF
- 長友佑都(ガラタサライ/トルコ・31)
- 槙野智章(浦和レッズ・31)
- 吉田麻也(サウサンプトン/イングランド・29)
- 酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス・28)
- 酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ・27)
- 昌子源(鹿島アントラーズ・25)
- 遠藤航(浦和レッズ・25)
- 植田直通(鹿島アントラーズ・23)
MF
- 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ・34)
- 本田圭佑(パチューカ/メキシコ・31)
- 乾貴士(エイバル/スペイン・29)
- 香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ・29)
- 山口蛍(セレッソ大阪・27)
- 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ・27)
- 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ・26)
- 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン・26)
- 大島僚太(川崎フロンターレ・25)
FW
- 岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド・32)
- 大迫勇也(ブレーメン/ドイツ・28)
- 武藤嘉紀(マインツ05/ドイツ・25)
ハビエル・アギーレ監督(2014-2015)からヴァヒド・ハリルホジッチ監督(2015-2018)、さらに開幕2カ月前に西野朗監督(2018)へと、2度の監督交代という激震を経て挑んだロシアW杯。それでも初戦でコロンビアに勝利、2戦目ではセネガルと引き分け、3戦目ではポーランドに敗れたものの、1勝1分1敗でグループリーグを突破した。決勝トーナメントではベルギーを相手に2点を先制するも、そこから3失点で惜しくも大会を去ることに。なお海外組が15人、国内組は8人だった。
海外組が増加を続けている日本代表選手たち。日常的に各国の代表選手と対戦している選手が多く「未知への挑戦」ではなく「知る相手との対戦」となっている。
ドイツであろうとスペインであろうと、相手の実力を把握したうえで挑めることは強みとなるだろう。また、これまでほとんどいなかったセンターバック(CB)の選手に海外組が増え、守備の強度が上がっている。強国ドイツやスペインと同組とはいえ、初のベスト8以上という成績を残す可能性は十分にあるはずだ。