マルキューインストラクター・吉田康雄のザ・チャレンジ!第12回はサンデーオープンに参加するぞ!栃木県小山市にある本紙協定・吉森へら鮒センターにて定期開催されている釣り大会。吉田は7位と振るわなかった。今さらだが敗因を探ってみよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部 関口)
敗因を考えてみよう
ズバリ、今回の大会参戦、惜敗だったの?それとも惨敗?
「後者ですね。それもボロ負けです」
だよね。仮にもメーカーの看板を背負っている人間が7位ではね。
では敗因は?
「釣り方の選択ミスですね。これに尽きます」
上位がすべて段差の底釣りだった。なぜ選択肢から外したの?
「情報では両ダンゴでもいけると聞いていましたから、それほどの活性があるなら宙釣りに分があると踏んだんです」
![吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【サンデーオープンに参加するぞ!#3】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/20221118hr1602.jpg)
確かに前半はいい線までいってたよね。ウドンセットでは5枚だったけど、次のトロ巻きセットではヒット率もよく、このままいけばって感じだった。ところが午後に落とし穴が待っていた。
「まさかって感じでした。寒かった午前中ならともかく、晴れて小春日和にだったのに」
午後の落とし穴
水温も上がって宙釣りがさらに優位に立つと思われたのに、実際はその逆。代わりに台頭し始めたのが段差の底釣り。釣り座からも3位に入賞した岩上氏の釣りがよく見えていたから、わかっていたはずだよね。
「私もよく知っているおじいちゃんなんですけど、竿7尺の段底でしぶとく釣ってましたよね。しかも型がよくて、あれよあれよで追いつき追いこされてしまいました」
宙が不調になり段差の底釣りが食い始めたのがわかっていたのに、なぜあのタイミングで釣り方を替えなかったの?
「釣れていると言ってもポツポツでしたし、少なからず自分のウキも動いてました。時折アタリもあったし。ゆえに釣り方を大きく替えるまでには至らなかったんです。しかし今思えば、これが最大の敗因ですね。あとはスタート1時間の両ダンゴ。あれも、もったいなかったです。ウキの動きからして1時間あれば何枚か拾えたかもしれないので」
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でもそれは仕方がないよね。試釣なしのぶっつけ本番であれば、まずは常連から入手した情報を頼りにするのがセオリーだろうからね。むしろ1時間でさっさと見切りをつけたのはさすがだなって思ったくらいだよ。
「あれ?優しいんですね(笑)」
誰からもよくそう言われるよ!