また、価格と価値が釣り合わないお店も敬遠します。高価格であっても構いませんが、それに見合ったクオリティを感じることができなければ、割高なお店になってしまいます。であれば、同じ価格を払って、より高い価値を得られるお店に行きたいと思ってしまうのです。
今年はミシュランガイド東京に掲載されている3つ星レストランを全て制覇しようという目標を立てて、既に11店を訪問。残りの1店も12月末までに達成できるところまで来ました。
確かに素晴らしいお店ばかりでしたが、中には自分の評価とはズレていると感じるお店もありました。
今回のミシュランガイド東京の全店制覇は、30年以上の付き合いになる食べ歩きが好きな友人と2人でトライしました。2人ともお酒が好きで、美味しいお店のためにはお金も時間も惜しまないという共通点があります。
この2人の酒飲みで年末に相談して、ミシュランならぬ「ニシュラン(二酒乱)」をまとめてみるつもりです。
飲食店の評価は、最終的には極めて個人的な趣味の問題です。ミシュランガイドも有益であることは確かですが、あくまで参考程度にしておくべきです。有名店のシェフは星の数で一喜一憂しているようですが、それよりもお店に来てくれるお客さんの声に耳を傾けるべきでしょう。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2022年11月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。