【少数派向け!?】トランポ(積載車)を使う場合
新型XSR900を積んでみた。
自家用車に積んで帰る場合は走行中に緩まないように確実に固定しましょう。トラックに積んで走行中に落とした……なんてことは想像したくありません。熟練者がサポートしてくれるなら安心の極みですが、未経験者が実施する場合には「ノリだけでは載らない」と言っておきます。失敗した場合、本当にシャレになりません。
よく耳にする“トランポ”とは?
一般的にハイエース、ミニバン、軽バン、トラックなど、輸送運搬する事ができる自動車を総称して「トランスポーター」、略してトランポと言われています。今回のトランポはレジアスエース(ハイエース)に積載しています。
積み込みに必要な用品とは?
ラダーレール
バイクを積み込むときに使う「ハシゴ」。アルミ製の軽量なタイプや折り畳みのコンパクトなものまでいろんな種類があります。バイク用品店、工具用品店、ホームセンターの農機具コーナーに売っているのをよく見かけますね。
タイダウンベルト・ラチェットベルト
バイクをトランポに固定するベルト状の器具。ベルトはとても丈夫でクイックに扱えるため、両手が空きやすく安全に作業ができます。ロープでもよいのですが、ロープワークや丈夫なロープを選ぶ必要があるため、ある程度の技術と知識が必要です。
積むときの注意点
ラダーレールが外れないようにセットしましょう。また荷台まで傾斜があるため協力してくれる人がいれば最善です。とにかく、積んでいる最中に転倒してしまうとバイクやトランポへの損傷のほか、バイクの下敷きになるなどしてケガをする恐れがあり危険です。
私のXSR900の場合は、底面のマフラー部分がラダーに接触し自前のラダーレールではうまくいかなかったので、YSP滋賀のラダーレールを使わせていただきました。しかも忙しい中、店長さんがサポートしてくれたので大変助かりました。
運転の注意点
急ブレーキ、急ハンドル、急停止等、「急」のつく操作は厳禁です。絶対に。
荷崩れ、積み荷の転落の恐れがあります。時々タイダウンベルト等をチェックし、確実に固定されているか確かめましょう。
下ろすときが怖い!
後ろ向きに進む上に、リヤタイヤの位置が見にくく、ラダーレールに載っているか不安になります。慣れていれば感覚でわかるのですが、そうでない場合は協力者に補助してもらいましょう。また、車体の底面が接地しないように、傾斜を利用するなどして工夫を凝らすと安全に下ろす事ができます。