グループF順位予想

  • 1位:ベルギー
  • 2位:クロアチア
  • 3位:モロッコ
  • 4位:カナダ

グループFでは、悲願のW杯優勝をめざすベルギーとクロアチア、ベスト8を狙える可能性があるモロッコ、初のグループリーグ突破を目指すカナダが競う。

現在、W杯グループリーグにおいて1994年アメリカW杯第3戦でサウジアラビアに敗れて以来、12試合負けがないベルギー。優勝候補の一角であるのは間違いない。MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)とFWエデン・アザール(レアル・マドリード)、FWロメル・ルカク(インテル)らの仕上がった攻撃陣が牙をむく。

攻撃陣に目がいきがちだが、守備の良さも光るクロアチア。今W杯ヨーロッパ予選を、10試合中失点数4で突破した。突破チームのうち、これを上回ったのはデンマークの1チームのみ。37歳となったMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)のラストダンスになる可能性が高く、優勝を掴めるか注目である。

MFハキム・ツィエク(チェルシー)とFWユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)の攻撃に期待がかかるモロッコ。得点が取れれば番狂わせは起こり得るだろう。

カナダは22歳のFWアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)が得点をとることができるか。まずは1勝を目指す。

ブラジル代表 ネイマール 写真:Getty Images

グループG順位予想

  • 1位:ブラジル
  • 2位:スイス
  • 3位:カメルーン
  • 4位:セルビア

グループHでは、2002年以来のW杯優勝を目指すカナリア軍団ブラジル、ベスト8を目指すスイス、不屈のライオンたちがレジェンドとともにグループリーグ突破をめざすカメルーン、母国の英雄が指揮を執るセルビアが競う。

王国優勝のタイミングは揃った。グループリーグでは無類の強さを発揮し続けるセレソン(ブラジル代表)は、1998年フランスW杯第3戦から敗れていない。FWネイマール(パリ・サンジェルマン)やFWビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)、MFラフィーニャ(アル・アラビ・ドーハ)など誰が出場しても圧倒的な攻撃を見せる攻撃陣が最大の魅力。

ヨーロッパ予選では、イタリアを抑え1位で通過したスイス。DFマヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)を中心とした強固な守備陣と、MFグラニト・ジャカ(アーセナル)とMFジェルダン・シャチリ(シカゴ・ファイアー)がタクトを振るう攻撃陣がかみ合えば、ベスト8が見えてくる。

カメルーン大統領直々に監督就任を指名されたリゴベール・ソング監督が率いるカメルーン。2021年アフリカネーションズカップでは最多得点を獲得したチームの攻撃陣がハマれば、グループリーグ突破が可能になる。

ピクシーことドラガン・ストイコビッチ監督が指揮を執るセルビア。ピクシーは中東の地でも輝くか。過去最高成績はベスト4。これを越えるためにはまずは、グループリーグで1勝である。


ポルトガル代表 FWクリスティアーノ・ロナウド 写真:Getty Images