ヴィクトル氏のアトリエ見学もお忘れなく

ホテルの敷地内にはヴィクトル氏のアトリエもあり、事前予約すれば見学することができます。ペルーを代表する巨匠の作品は、どんな空間から生まれるのでしょうか?

ボヘミアンの街に相応しいアートなお宿 セカンド・ホーム・ペルー
(画像=『たびこふれ』より引用)

レンガと木材製の広々としたアトリエ。ここから数々の賞を受賞した名作たちが誕生したんですね。

ボヘミアンの街に相応しいアートなお宿 セカンド・ホーム・ペルー
(画像=『たびこふれ』より引用)

南国の楽園を思わせる大作。この作品の前で記念撮影する人が多いのだとか。

ボヘミアンの街に相応しいアートなお宿 セカンド・ホーム・ペルー
(画像=『たびこふれ』より引用)

「アトリエのパウダールームも素敵だからぜひ見てちょうだい」とリリアンさんに言われ、洗面所に行ってみると・・・可愛らしい花や鳥のモザイクが壁から天井までぎっしり!これは一見の価値ありです。

ボヘミアンの街に相応しいアートなお宿 セカンド・ホーム・ペルー
(画像=『たびこふれ』より引用)

アトリエのバルコニーには、El Besoの試作品がありました。男性像のモデルはデルフィン氏自身、女性はパートナーのアナ・マリア・オルティスさんだそう。

リリアンさんの説明によると、デルフィン氏が彫刻制作を依頼された当時は、ラテンの国ペルーでさえまだ人前でキスをするのは憚られていたのだとか。「カップルはもっと自由になるべきだ」と思ったヴィクトル氏は、愛情表現のひとつである接吻を恥ずかしがるべきではないとしてこの像を作ったといいます。でも設置当初は、地元市民の間に大論争を巻き起こしたそうですよ。El Beso像の誕生秘話が聞けて面白かったです。

リリアンさんのホスピタリティあふれるおもてなしと居心地のよさから、「まるで第二の我が家のようにくつろげる」と口コミサイトで高評価のセカンド・ホーム・ペルー。リマに来たらぜひ宿泊してほしい、アート三昧なホテルです。

Second Home Peru/セカンド・ホーム・ペルー

  • 住所:Domeyer 366, Barranco, Lima

文・写真・原田慶子/提供元・たびこふれ

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