![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2022/11/GettyImages-1407302112-1328587321-1359829200-1399370301-1401250817-1394416310.jpg)
2022シーズンの明治安田生命J1リーグは、11月5日に行われた第34節をもって全日程を終了した。優勝を果たしたのは横浜F・マリノス。一方、J2リーグへ自動降格となったのは清水エスパルスとジュビロ磐田という、静岡勢の2チームとなった。
11月13日に行われたJ1参入プレーオフでは、J1で16位の京都サンガとJ2で4位のロアッソ熊本が最後の1枠を争い、1-1のドローで京都が残留を決めている。
ここでは、J1リーグの2022シーズン全日程での通信簿をご紹介。各クラブの最終順位に沿って1〜6位に引き続き、7〜12位のクラブ結果を見てみよう。開幕前からの期待や予算、昨2021シーズンの戦績などをふまえて「大変よくできました」「よくできました」「まずまずです」「今後に期待です」の4段階評価を加えている。
関連記事:J1リーグ全18クラブの通信簿【2022シーズン総決算】1~6位
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2022/03/GettyImages-1328587321.jpg)
7位:柏レイソル
- 34試合13勝8分13敗
- 勝ち点47
- 評価「よくできました」
昨2021シーズンは15位。さらに目立つほどの補強がなかったからことから、前評判は低かった柏レイソル。しかし序盤戦では暫定首位に立つ時期もあるなど好調をキープ。MFマテウス・サヴィオが大きな違いをみせるとともに、新加入のMF小屋松知哉の定着、DF古賀太陽やMF椎橋慧也、FW細谷真大らの成長もあり、大卒の新加入が戦力となるなどの成果として、下馬評を大きく覆した。
しかし、終盤戦では10戦勝ちなし(5分5敗)と一気に失速。バンディエラMF大谷秀和とDF染谷悠太が引退し、精神的支柱を失ったことも含めて、来季への不安材料もある。
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2022/08/GettyImages-1407302112.jpg)
8位:名古屋グランパス
- 34試合11勝13分10敗
- 勝ち点46
- 評価「まずまずです」
昨2021シーズン5位だった名古屋グランパスだが、今シーズンは8位に順位を落とすこととなった。原因は、得点が44から30へと大幅に減少したこと。8得点5アシストと、チームの得点の約半数に関与したFWマテウス・カストロは見事だったが、その他の選手が得点を重ねられず。
夏に加わったFW永井謙佑の4得点が、チーム2位の得点数では上位進出は厳しい。30得点はリーグで2番目に少なく、35失点は横浜F・マリノスと並んで最少。名古屋は良くも悪くも、リーグでもっとも試合が動かないチームとなった。
長谷川健太監督(2022-)の来季続投がすでに発表されており、今季と同様に守備の安定は期待できる。上位進出のためには攻撃陣の強化、またはドーピングにより4年間のサッカー活動禁止処分を受けたもののスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ上訴する意向を示しているFWシュビルツォクの動向が重要になる。
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2022/03/GettyImages-1359829200.jpg)