ヒイカのスッテでの狙い方
ヒイカはスッテでも狙うことができます。スッテ仕掛けのメリットはタナを広範囲に狙えることなので、一定の水深がある場所に向きます。また、数釣りが可能なので、群れが濃い場合に有利な仕掛けです。
![ヒイカの釣り方3パターンの基本と攻略法 【エギング・スッテ・エサ】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/00d66f1e17313b1a3d9649110c8deab6.png)
スッテ釣りのタックル
ロッドはある程度長い仕掛けを使うので全長4~5mほどの磯竿1号~2号が使いやすいです。リールやラインはあまりこだわる必要はありません。また、ウルトラライトエギングと同じようなタックルでも挑戦可能です。ただ長い仕掛けは扱いづらいので、2~3個だけスッテを付けた短い仕掛けを使うといいでしょう。
スッテ釣りの仕掛け
自作するなら幹糸3号に1号以下のエダス数cmを50cm間隔ぐらいで3~5個付けます。エダスに付けるスッテは、2号以下の小さなスッテを色違いなどパターン分けして付けましょう。仕掛けの下にはヒイカのアタリがわかるように3~6号程度の軽いオモリを付けます。市販品は少ないですがヤマシタの「波止イカセット」がライトタックルでも扱いやすくオススメです。
スッテでの釣り方
竿下を探る釣りなのでポイントは常夜灯の下などを選びます。まず、投入したら底を取りましょう。オモリが軽くて底が取りにくい場合は、一旦重いオモリを付けて底を取り、どれだけ糸を出せば底についたか分かるように道糸に目印を付けるといいでしょう。
着底後は小さくシャクりながらゆっくりとリールで巻き上げて誘います。または、竿先を上下させてフォールさせながら誘う方法も効果があります。
ダウンショットリグとして
ライトタックル&短い仕掛けの場合は足元の釣りに加え、ダウンショットリグとしてキャストし広範囲に探る仕掛けとしても使えます。エギングのアシストリグと似てますが根掛かりに強いのが特徴で、こちらは特にボトム攻めに効果を発揮します。
底でスッテを漂わせる間を作りつつ、一定間隔でシャクりを入れて手前まで探ってきたり、オモリをズル引きしたりしてボトム中心に誘うといいでしょう。
ヒイカのエサ釣り
ヒイカをエサで狙う場合はウキ釣り仕掛けで狙います。エギングやスッテの釣りと違い、特別な操作がいらないので釣り初心者にもオススメです。
![ヒイカの釣り方3パターンの基本と攻略法 【エギング・スッテ・エサ】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/890cacb45ad46e408918de9cba5a03f8.jpg)
ウキ釣りのタックル
ロッドは1号~2号ぐらいの磯竿がオススメです。リールは小型スピニングリールを使用し、ラインはナイロンライン2号やPEライン1号などを巻きます。
ウキ釣りの仕掛け
ウキ止めを使用した遊動の電気ウキ仕掛けに、小型イカ専用の掛け針を付けて釣ります。ウキはヒイカの反応がわかるように浮力が強くないものを使用しましょう。また、ハリスにケミホタルなどの発光体をつけるとアピール力を高められます。
使用するエサ
エサはシラサエビやモエビなど生きた小型のエビが一般的です。付け方は掛け針の長い軸に通し刺しにします。身体の真ん中や脳天を刺すとすぐにエビが死んでしまうので、弱りにくいよう殻の直下に通すようにし、頭に刺すのは避けましょう。また、まきエサとしてエビを撒くのも有効です。
![ヒイカの釣り方3パターンの基本と攻略法 【エギング・スッテ・エサ】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/2291501793ef9bcd1f2014c4ec6b8290.jpg)
エサ釣りでの釣り方
仕掛けを投入したら待つだけの簡単な釣りです。タナは状況によって様々なのでアタリがなければこまめに変更しましょう。アタリがあるとウキがゆっくり沈むので、少し待って竿をゆっくりあおってアワセを入れます。