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暖房器具に関する2つの注意点
準備しておきたい!必須の装備

暖房器具に関する2つの注意点

①:ストーブ使用時には一酸化炭素中毒に注意

冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。
(画像=『暮らし〜の』より引用)

寒さの厳しい冬の野営では、暖房器具を使うことも多いでしょう。しかし、暖房器具の使用にも注意しておきたいことがいくつかあります。例えば、テント内を温めるために石油ストーブやガスストーブを使う場合は、一酸化炭素中毒への注意が必要です。

密閉されたテント内で燃料系のストーブを使い続けると酸素が減少し、一酸化炭素の濃度が高まります。一酸化炭素が増えると中毒が引き起こされ、最悪の場合は命に危険が及んでしまうこともありますので対策が重要です。

定期的な換気と一酸化炭素のチェック

一酸化炭素の濃度を上げないためには、定期的に換気を行う必要があります。テント内に酸素を取り込むことで一酸化炭素の濃度が下がり、安全な状態をキープできるでしょう。

また、一酸化炭素チェッカーを導入し、濃度を確認することも意識しておきたいポイントです。一定の一酸化炭素濃度を超えるとチェッカーが反応してアラームが鳴るため、すぐに換気を行うようにしてください。万全の注意を払っていれば、安全にストーブが使えるようになります。

②:低温やけどを防ぐ

冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬の野営では、カイロや湯たんぽを使って寒さをしのぐ人も多いでしょう。そんな時に気をつけておきたいのが低温やけどです。低温やけどとは、45〜50℃ほどの体温より高い温度に長時間触れることでやけどの症状が出ることを指します。

低温やけどは皮膚の下で時間をかけて進行していくため症状に気付きにくく、通常のやけどより治りが遅いのが特徴です。肌の赤みやヒリヒリとした感覚を感じたら、すぐにホッカイロや湯たんぽの使用を停止してください。

肌に直接触れないようにすることが大切

低温やけどを防ぐには、カイロや湯たんぽが肌に直接触れないようにすることが大切です。例えば、貼り付けるタイプのカイロの場合は、肌に直接貼るのではなく、インナーに貼るようにしてください。湯たんぽはタオルに包んだ状態で使うのがおすすめです。

もし低温やけどを負ってしまった場合は、常温の水で肌を冷やします。流水を20分ほどあてることで、症状を緩和できるでしょう。

準備しておきたい!必須の装備

冬用のテント

ランドロック スノーピーク

冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬の野営の必需品としては、保温性が高く、結露を防ぐための換気機能がついた冬用テントが挙げられます。スノーピークのランドロックは左右のサイドドアに大きめのベンチレーションが設けられ、高い換気機能を備えているのが特徴です。結露ができてもすぐに乾き、冬も扱いやすいテントとして人気を集めています。

マミータイプの寝袋

コールマンエクストリームウェザーマミースリーピングバッグ

冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬の野営では、マミー型の寝袋を持ち物リストに入れておくとよいでしょう。マミー型の寝袋は封筒型と比べて保温性が高く、冬の必需品として取り入れる人が多いアイテムです。コールマンの寝袋は雪中野営でも十分な暖かさを保てることで高評価を集めています。サイドにはジッパーがつき、気温に合わせて開閉できるのも嬉しいポイントです。