冬に野営を計画する場合は、注意点をきちんと把握しておくことが大切です。そこで、本記事では冬に野営をする時の注意点について解説します。必須の装備や防寒対策も紹介しますので、初心者でも安心して冬の野営ができるよう装備を整えてみてください。
目次
冬の野営は注意点を要チェック!
設営に関する2つの注意点
冬の野営は注意点を要チェック!
きちんとした準備が必要な冬の野営
![冬に野営する時の4つの注意点とは。必須の装備や防寒対策についても徹底解説。](https://cdn.moneytimes.jp/600/450/MIRgZRnRMScmnUIWZplHMCGGHhsrzRYa/531c4164-3e56-496b-87bb-7494bc1d7abd.jpg)
そもそも野営とは、屋外にテントを張り、寝泊まりすることを指します。区画が整備されたキャンプ場ではなく、ありのままの自然が残るフリーサイトのキャンプ場を拠点とすることが多いのが特徴です。冬の野営は寒さが問題となることが多いため、持ち物を確認し、必需品を揃えるようにしてください。
冬の野営の注意点を確認しよう
本記事では、冬に野営をする際に意識しておきたい注意点について解説します。設営や暖房器具で気をつけるべきことの他に、必須の持ち物や防寒対策もまとめました。ぜひ、冬の野営に役立ててみてください。
設営に関する2つの注意点
①:日中の早めの時間帯で設営を終わらせる
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冬は、他の季節と比べて早く日が暮れ、辺りが暗くなります。そのため、テントを始めとした設営作業は日中の早めの時間帯に済ませておくことが重要です。できれば、チェックイン時間と同時に入場し、すぐに設営に取り掛かるとよいでしょう。
夕方以降に設営を始めようとすると、あっという間に日が暮れて暗くなり、作業に支障をきたす可能性が高いです。暗くて手元が見えず、なかなか設営作業を終えられないこともあるため気をつけてください。
初心者は特に設営に時間がかかるため注意
野営に慣れている方なら早めに設営を終えられますが、初心者は作業に手間取りがちです。また、ソロキャンプは1人で全ての設営を行う必要がありますので、さらに時間がかかることもあるでしょう。
そのため、初心者やソロキャンプの場合は日暮れの時間をあらかじめ確認し、それよりも1時間前には設営作業を終えるようにすると安心です。早めに設営が終われば焚き火や料理など他の楽しみに時間を割けるため、計画通りに行動ができるよう意識してみてください。
②:テントの結露に気をつける
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テントの設営時には、結露対策もきちんと行っておく必要があります。冬はテントの内側と外側で気温差が起こりやすく、特に夜から朝にかけてはフライシートに結露が溜まることが多いため要注意です。
まずは、インナーシートとフライシートの間に隙間を設け、空気の層を作るようにしてください。隙間を作ることで断熱性が高まり、フライシートに結露が起きるのを抑えられます。ペグとガイロープでフライシートにしっかりとテンションをかけるのが隙間を作るポイントです。
地面からの冷気による結露は防水シートを活用
テント内では、地面からの冷気によって底面に結露が起きることがあります。テントの底面に結露が起きると内部のギアが濡れてしまうことも考えられますので、対策を取ることが大切です。
結露対策には、防水性のあるグランドシートを底面に敷き、その上に断熱性のあるマットを被せると効果的と言われています。結露だけでなく寒さ対策にもなりますので、快適に過ごすためにも取り入れてみてください。