釣れたベラにアコウがヒット

その後、小松さんは中層まで巻き上げてヒットしたのはヒラゴ。私の方はエサ取りの小魚に苦戦、どうやってかわそうか?試行錯誤していると小さなエサ取りのアタリです。しかしその後、ジジーッと急に強いアタリに変わりました。慎重に巻き上げると、大きなアコウでした。しかも口を見るとベラをくわえています。

そうです、私のハリはベラに掛かっていました。大きなアコウはハリのついたベラを巻き上げている途中に食べたのです。食物連鎖を利用した釣りとなりました。田栗さんも同時に大型アコウを追加し、嬉しい高級魚のダブルヒット。

活きエビ使ったエビラバ&テンヤ釣りでマダイにアコウなど魚種多彩田栗さんとダブルヒット(提供:週刊つりニュース西部版・赤堀泉)

底から中層まで誘いマダイゲット

そのころ、海面にアオリイカを発見したT君はすかさずエギを投入。するとすぐに反応し、エギを抱いてきました。サイトで釣れたアオリイカにみんな興奮。

私は、エサ取りに取られないように、着底前に巻き上げ開始。中層付近まで巻き上げるようにしていたら、タイのアタリがあり、ようやくマダイを3尾とメイチダイを2尾追加しました。

活きエビ使ったエビラバ&テンヤ釣りでマダイにアコウなど魚種多彩T君とアオリイカ(提供:週刊つりニュース西部版・赤堀泉)

最終釣果

その後は予報に反して雨風が収まらず、風裏を探してポイントを変更しつつ昼すぎに納竿となりました。

この日は波風強く、かなり釣りづらい状況が続きましたが、魚種としては、マダイ、アコウ、アオナ、オオモンハタ、アラカブ、メイチダイ、アオリイカ、青物・サメ、エサ取りなど、いっぱい釣ることができ、終始アタリがあってとても楽しい釣行となりました。

アタリの数は比にならないくらい多くなる、活きエビを使った釣り。シーズンが限られているため、シーズン中に再度チャレンジしたいと思います。

活きエビ使ったエビラバ&テンヤ釣りでマダイにアコウなど魚種多彩小松さんとマダイ(提供:週刊つりニュース西部版・赤堀泉)

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<週刊つりニュース西部版・赤堀泉/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
ヤマト遊船
出船場所:佐世保市宮津港
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年11月4日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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