目次
3.親と子(フリーター)で何が悪いのかがズレてしまう理由
4.「フリーターの何が悪い」と開き直らずに親と和解する方法
3.親と子(フリーター)で何が悪いのかがズレてしまう理由

親が考える「フリーターでいること」と、自分自身が考えるそれとではどうしてここまで差が出てしまうのでしょう。
その理由は、親たちは以下のように考え、
・親は子供に苦労させたくない気持ちが強い
・親は早く子供に安定した仕事に就いてもらって安心したい
・子供がフリーターだと結婚もできないのではと考えると不安で仕方ない
子供であるフリーター自身は以下のように考えるからです。
・自分のことしか今は考えていない
・今現在不自由なく暮らせているなら問題ないと考えている
・誰の力も借りず自分の収入で自立した生活をしている自負がある
結局、考え方が違うのです。親は将来を心配するのに対し、本人は今のことしか見ていないために、ここまで見方が変わってしまうのです。
親も子も自分の考えが正しいと思っており、このままずっとあなたがフリーターでいても親が理解を示す可能性は限りなく低いと言えます。
4.「フリーターの何が悪い」と開き直らずに親と和解する方法

親の気持ちを無視して「フリーターで何が悪いんだ!」と突っ張っていても、心のどこかできっとあなたも「親に理解してもらいたい」と思う気持ちがあるのではないでしょうか。
ここでは、開き直るのではなく親と和解するためにはどうすれば良いのか、その解決策について解説します。
フリーターでいながらも親への理解を求めるのであれば、以下の3つのことを実践するのがおすすめです。
1. 心配してくれる親へ感謝の気持ちを表す
2. いつまでフリーターでいるつもりなのか期間を決めて親に宣言する
3. なぜフリーターでいるのか理由を親に説明する
上記を実践したところで、フリーターでいる事実は変わりません。ですが、少なくとも親に対してあなたが「将来のことをきちんと考えている」ことを伝えることで、印象は変わります。
何も考えず「正社員になるのが面倒で努力したくないから逃げてフリーターをしている」と思われると、親は是が非でもどうにかしなければと躍起になってしまうもの。あなたに耳の痛い話ばかりするのもそのせいです。
ありがとうの気持ちを伝え、その上であなたの持つ将来のビジョンをきちんと親に伝えてみてください。これがフリーターでいながら親と和解する方法として最も効果的です。