あなたは仕事において、「もう取引したくない...」と思ったことはありませんか?
今回はそんな「もう取引したくない...」と思ったエピソードについてMONEY TIMES編集部が取材しました。
知らない商品を大量に持ってきた
数年前まで文具の小売店で店長として働いていました。大きなメーカーから小さな問屋まで様々な取引先がありました。
大手のメーカーでも、小さな問屋でも大体商談をして入荷するものを決定していました。こちらがOKではないものはもちろん入荷はしませんでした。あくまで、決定権は小売店であるこちら側です。
その日は、店舗で大きなイベントがあり、沢山のメーカー、問屋のトップや重役が集まっていました。田舎の店舗だったので、ほぼ全員前乗りしていました。イベントが始まり動き出したころ、騒ぎが起きました。
若い女性が話が違うと騒いでるのです。なにかこちらの不手際だと思い駆けつけると、どうやらお客さまではないようでした。
その女性が言うには「自分の商品を置いてもらえる約束だったのに、置いてくれないとはなんだ!詐欺だ!」と言っていました。
こちらとしては意味不明で困り果てるばかりでした。女性は自分でネイルチップを作ってネットで販売しているそうで、その作ったネイルチップを大量に持ってきていました。そして、キャバクラでも働いているとのことでした。