冬釣りの服装の選び方
①アウターの素材と機能
アウターは内側のレイヤーの機能を最大限に生かす服装なので、防寒・防風・防水に加え透湿性を備えているモデルを選びましょう。透湿性は冬でも動くことが多い釣りで、かいた汗の湿気や蒸れを放出し汗冷えを防ぐ機能です。透湿性の信頼と評価が高く有名な素材には、ゴア社のゴアテックスやパタゴニアのH2NOがあります。
手頃な価格のアウターを選ぶなら 作業服で定評があるワークマンは現場作業で培ったノウハウをアウトドアウェアに生かしたアウターをお手頃価格で販売しています。またカジュアルで低価格なウェアで有名なユニクロにも冬釣りに適したアウターがあるので探して見てください。
②服装のサイズとフィット感
冬釣りの服装の選び方でサイズとフィット感は非常に重要です。釣りではさまざまな動きをしなければならないので、サイズが自分に合ってフィット感がよくないとストレスが溜まり疲れてしまいます。寒さを防ぐとはいえ厚手でゴツい服装では快適なフィッシングができません。軽量でストレッチ性があり防寒性が高いものを選びましょう。
③使うシーンと気象条件
![冬の釣りの服装ガイド。防寒対策とおしゃれさを両立させたアイテムもご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/640/338/MTbmWkYqekjeZOFOiRXFYwRCmwMxKQKb/9065a22f-6606-47cd-9b57-adc44e3e6d5b.jpg)
釣り場には砂浜に防波堤や船釣り、夜と日中やマズメなどさまざまなシーンがあり、その場に合った服装を選ぶことが大切です。岸と沖では風の強さや波の状況が違い、日中と夜では気温の差が大きくなります。ましてや冬の海ではその差が極端になるので、出かける釣り場と時間帯の気象条件にあった服装をしましょう。
雨具(カッパ)も忘れないように
突然の雨にも対応できるコンパクトな雨具(カッパ)も携帯しましょう。また電車や公共交通を利用して釣り場に向かう場合、暖房が効いているのでアウターを脱ぐことになります。アウターは持ち運びしやすい軽量で、特に女性はアウターを脱いでも大丈夫なミドラーを選んでおけば安心です。
効果がある体の温めポイント
①重要な血管がある首まわり
首には血液を届ける重要な動脈が通っていて、外気の寒さをもろに受けやすい部分です。この血液が寒さで冷えてしまうと体の全てに変調をきたすので首まわりを温めることは非常に大切です。冬釣りではネックウォーマーや首と顔全体を包むマスクなどで温めましょう。
②細かい作業に影響する手首
指先に血液を送る動脈がある手首を温めるのがポイントです。寒さで指がかじかむとエサ付けなどの細かい作業ができなくなり、指先を温めてもなかなか回復しません。それは手首から指先の毛細血管に送られる血液が冷えているからで、動脈が通る手首を温めるのが最も効果的です。手首までカバーするグローブを用意することをおすすめします。
③体温を左右する足まわり
![冬の釣りの服装ガイド。防寒対策とおしゃれさを両立させたアイテムもご紹介!](https://cdn.moneytimes.jp/640/427/HgeoWsyNsCwJDEjSRTCNvegMuglnuBjB/f2722dbd-dc72-4810-b54f-057fcf62e222.jpg)
足が冷えると体全体が寒さを感じてしまいます。それは足全体が一度冷えてしまうと、その冷たい血液が静脈から心臓に戻り、冷たい血液がまた体全体に回り寒さを増長させてしまうからです。それを防ぐためには足首までカバーする防寒ブーツが最適です。また靴下に入れるカイロや足首サポーターで足まわりの血液を温めるのがポイントです。