冬登山は混雑が少なくきれいな雪景色を眺められるなど他シーズンにはない魅力があります。ですが一方で、冬は寒さが厳しく、氷や雪といった滑りやすい場所があるため、専用のブーツが必要です。今回は、冬登山用のブーツの選び方とおすすめの商品をご紹介していきます。

目次
冬でも登山を快適に楽しめる靴が満載
冬登山に適したブーツの選び方

冬でも登山を快適に楽しめる靴が満載

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬登山は他の季節と比べて混雑が少なめで、澄んだ空気の下で絶景を満喫できるのが評判です。ですが雪や氷の上を歩くことも多く、専用のブーツが必要となります。

アイゼンのような滑り止めの登山ギアを装着しやすい製品や、防寒機能を備えた靴を用意して臨みましょう。以下では、冬登山用のブーツの選び方を解説し、おすすめの商品を種類別でご紹介していきます(本記事は2022年10月14日の常用をもとにしました)。

冬登山に適したブーツの選び方

1.サイズは大きめを選ぼう

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬登山用のブーツのサイズは足長が実寸より1cm前後大きいサイズを選びましょう。その理由は、下りの時につま先が当たって痛くならないように空間をつくるためです。なお、海外ブランドのブーツの場合は、特に足幅サイズのフィット感のチェックが必須となります。

できればアウトドアショップにて、購入したいブーツの試着をするのがおすすめです。その際は冬登山用の厚手の靴下をはくようにしましょう。

2.装着できるアイゼンを確認

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

雪山の登山では、「アイゼン」という金属製の爪が付いた道具を靴に装着するのが定番です。アイゼンには大きくベルト式、セミワンタッチ式、ワンタッチ式があり、後になるほど上級レベルの登山に対応できます。

ベルト式以外のアイゼンを装着するには、ブーツに「コバ」という細い溝が切られていることが必要です。セミワンタッチ式はかかと側に、ワンタッチ式はつま先とかかとの両方にコバが付いているので簡単に見分けられます。

レベルに応じたコバの数の商品を選ぼう

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

初心者用の場合は、雪が少ない低山や残雪期の山がメインのため、セミワンタッチアイゼン用のブーツをおすすめします。ソールが比較的柔らかいので、凹凸のある岩場の登山にも対応し、オールシーズン使えるのが魅力です。

また、アイスクライミングを含めた冬登山の上級者を目指す方は、前後にコバを備えたワンタッチ式アイゼン用のシューズを購入しましょう。

3.ハイカットで底が硬いものを選ぼう

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬登山用ブーツの形状はハイカットがおすすめです。凹凸のある道を歩く場面でも、足首を固定することにより捻挫のリスクが低減します。足首まで覆うことにより防寒の役目も果たしてくれます。

また、靴底は硬いことが重要。雪の硬さでたわむ程度だと歩行中にアイゼンが外れてしまい大変危険です。つま先とかかとをつかんで、手の力で簡単に曲がらないことをチェックしましょう。

4.アッパー素材は化学繊維とレザーとの2択

【雪山ビギナー必見】冬登山におすすめのブーツ4選!選び方のポイントもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

冬登山用ブーツのアッパー部に使われている素材の多くは化学繊維かレザーです。化学繊維製はフィット感が高く軽量で、価格が安い傾向にあります。レザー製は重さを感じますが、耐久性が高く使うほどに足になじむのが特徴。ワイルドな外観も根強い人気です。

また、生地の裏側に防水透湿性が高いゴアテックスを採用した製品も多数あります。ゴアテックスにも種類があり、保温機能を持つ製品もあるので仕様をチェックしてみましょう。