ベテランはマダイ連打

かわってとなりのおねーさん。恰好からしてなかなかのベテラン。そしてやはりうまかった。この波の中、10号の遊動テンヤでバシバシアタリをとる。型は小さいがマダイ、ハナダイ合わせて前半だけで7枚はゲット。その他もいれれば10はいっていたかと思う。しかし、テンヤが軽いのか大きな波がくると自分とまつる、自分が竿を上げていると、左の少年とまつる。

自分はいうと、なかなか底からの距離がつかめないので最初は底を転がすことに専念。当然根魚が掛かる。フグ、ヒラメ、ベラ。ヒラメはなかなかのサイズ。

ひらひらをあきらめて、ちょっと上を探ってみるとハナダイを二枚ゲット。船が思ったより揺れないのと魚の活性はわりと高いこともありなかなか楽しめた前半戦。

小学生にキロ超えマダイ

9時も過ぎたころ、少年に待望のヒット。小ぶりながら本命マダイ。そして、小学生の伸びしろってスゴイ。これでアタリの取り方がわかったのか、続けざまにヒット。しかも今度はなかなかの引き。『おとうさんこれスゴイ引き』なかなかの竿のしなり。波が高いときは結構引っ張られる。そして、手伝わないで見守る父がすごい。船長は見ていられないので急いで、タモを出す。キロオーバーのマダイ。小学生が持つとなかなかのサイズ。そしてあの達成感の顔。あんな顔できるサイズ釣りたいなぁとこちらも頑張る。

が、荒波になれてきたので小さなアタリも逃さない。5cmくらいのマダイが掛かる。掛けるのうますぎるよ自分。しかもリリースサイズ3連荘。

後半にハナダイ追加

左舷で青物が掛かりはじめるが右舷は掛からず、しっかり底がとれている証拠。テンヤが軽かったり、ラインが太かったり回収をさぼったりするとすぐに浮いてしまうようで、テンヤの形はあまり関係ないようだ。遊動だから流されるかと思いきや波高にはあまり影響しない模様。波が高いときには自分が思うより1個重めで周りに合わせる。流れの上流から重い順がマツりづらい。マツっている時間が長いと釣果ものびないし、波高のときは解いているだけで酔ってしまう。

結局後半はハナダイ2枚とマダイ2枚を追加したが型はみれず。あたりは多かったので楽しめる釣行となった。

荒波の日立沖テンヤマダイ釣りで良型ヒラメ手中 本命は小型のみマダイとハナダイ(提供:TSURINEWSライター寺門義輝)

ヒラメ料理を堪能

今回は、鯛釣りにいったのだが、帰ってからはヒラメ料理。前回、鯛アラを圧力鍋にかけてとったスープで作ったラーメンが家族で好評だったので、鯛、ヒラメのコラボラーメンを作ってみた(もちろん嫁が)。あっさり鯛だしに濃厚なヒラメコラーゲンが加わり、旨さが麺に絡む絶品スープとなったた。

荒波の日立沖テンヤマダイ釣りで良型ヒラメ手中 本命は小型のみアラでだしを取ったラーメン(提供:TSURINEWSライター寺門義輝)

もちろん、刺身にしてもヒラメは絶品、肝を湯がいて肝和えに。カワハギに勝るこの旨さ。ヒラメが釣れたら肝までご賞味を!

荒波の日立沖テンヤマダイ釣りで良型ヒラメ手中 本命は小型のみ刺身も絶品(提供:TSURINEWSライター寺門義輝)

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<寺門義輝/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
大貫丸
出船場所:久慈漁港
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