目次
撮影時の液晶画面を水中撮影向けにセット
・画質の設定
・タッチパネルのOFF
・電池の節約設定
・ISOの設定
・撮影後の再確認
カメラの設定の見方
撮影時の液晶画面を水中撮影向けにセット
メニューに戻って、次はカメラが撮影時に液晶画面に表示させる情報を水中向けに設定します。水平やカメラの傾き、ヒストグラムなどは被写体が見づらくなるので表示させないようにします。



カスタム表示1、2共にチェックを外しておきます。
画面上に罫線を表示させます。いろいろ選べるのですが、今回は方眼を選択。

画質の設定
次は画質の設定です。JPEG画像の大きさと圧縮率を決めます。



タッチパネルのOFF
タッチパネルはハウジング内で誤作動を防ぐためにOFFに。

電池の節約設定
カメラを使用していないときに不用意に電池を消耗させないように、1分間操作しないとスリープ状態になるように設定。
ボタンかダイヤル、レリーズを触ると撮影可能状態に復帰します。

ISOの設定
自然光撮影時にカメラの感度アップをどこまで許容させるか?の設定。上げすぎるとノイズが多くなるのでISO3200に。


撮影後の再確認
撮影後に自動で確認再生させる機能。3秒くらい確認したい。


ハウジング入れている間は無線通信をOFFにさせて省エネにさせる設定。
ダイビング終了後にデータをトランスファーする場合はONに。
これでメニュー内のセットアップは完了。
結構設定しなければならない項目があります。
大変ですが、すべて大切な項目なので慎重にセットアップしたいです。
設定する理由や言葉の意味を正確に理解するというより、この記事をバイブルにして、この解説通りにセットアップしてください。
カメラの設定の見方
次は、撮影時にカメラの設定が一眼でわかる「LV-SCP」の説明です。
カメラの電源ONでモニターにはレンズを通した画像が見えてきます。この状態でOKボタンを押すと「LV-SCP」が表示されます。この表示は現在の撮影設定情報になります。
それではここから一項目ずつ解説していきます。黄色の表示について説明します。























これですべて解説しました。汗。
カメラの表示の理解は大変ですね。
高性能で高機能なカメラには、いろいろな設定項目があります。今回のOLYMPUS E-PL10はエントリー機なので、設定項目は多くない部類に入ります。高機能なカメラならその機能を正しい方向に導いてあげないとその真価は発揮できません。
ほとんどのミラーレスカメラは、元々水中撮影向けに作られていないので、購入したら細かくセットアップしなければならないのです。すべて理解するのは難しいと思うので、この記事を見ながらチューニングを楽しんでいただければ幸いです。OLYMPUSのカメラであれば、オーシャナさんのサイトに機種ごとのセットアップ情報をアーカイブで残してあります。ぜひそのページも参考にしていただき、あなたのカメラを水中向けにチューニングしてみてください。
提供元・oceanα
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