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スーツのポケットのマナー
スーツのパンツポケットのマナー
スーツのポケットのマナー
スーツを着用する機会が多い男性は特に、ポケットのマナーをしっかりと把握しておくことが大切です。マナーを理解することでスーツをキレイに着こなすことはもちろん、男性としての品格も上がるでしょう。
マナー①基本的にポケットに物は入れない
ポケットなのだから物を入れるためにあるのでは?と思う方が多いでしょう。この記事で何回か述べていますが、大前提として物を入れないことが挙げられます。スーツのポケットは使うことを目的につけられているのではなく、デザインの一部という意味合いでつけられていることが多いです。
スーツは何よりもシルエットがキレイなまま着こなすことが重要です。ポケットを頻繁に使用したり、長時間物を入れっぱなしにしたりするとスーツの形が崩れてしまい、生地の劣化も進んでしまいます。そのため物を入れないことが基本です。
どうしても物を入れたいときは長時間入れないようにし、自宅に帰ったらしっかりとスーツのお手入れをすることを意識しましょう。
マナー②胸ポケットはポケットチーフ(ハンカチ)だけ
胸ポケットの種類でも説明したように、胸ポケットを使う場面で入れて良いのはポケットチーフのみです。便利だからと、手帳やボールペン、名刺入れなどを入れるのはマナー違反となります。ポケットチーフ専用だということはしっかりと覚えておきたいポイントです。
マナー③ポケットのフラップは屋内では中に入れる
フラップ、いわゆるフタが付いているタイプのものは、屋内ではフラップを中に入れ、屋外では外に出すのがマナーです。意外と知らない方も多いでしょう。
そもそもフラップの存在意義として雨やホコリを防ぐためについています。そのため屋外では汚れが入らないようにフラップを外に出しておくことが大切です。
ただ仕事の都合上、毎日スーツを着る方や屋内と屋外を何度も行き来する方にとってはここまで意識することは難しいでしょう。最低限、フラップが中途半端に中に入っていたり折れていたりすることがないよう、最低限のことを確認しておくと良いです。
マナー④フラップは左右揃える
フラップは左右で揃えることを意識しましょう。片方は中に入っていて、片方は外に出ていると見栄えが悪いです。だらしない印象を相手に与えかねないので、出すなら両方出す、中に入れるなら両方入れると統一してバランス良くスーツを着るように意識してみてください。
スーツのパンツポケットのマナー
ジャケットと同様に、パンツポケットも使用しない、何も入れないのが良いです。パンツの前面についている左右のポケットは飾りの意味合いでつけられています。ここに物を入れてしまうと前から見たスーツのシルエットが崩れ、バランスが悪いです。
お尻部分についているポケットは財布や携帯などを入れる方が多いでしょう。しかし財布や携帯など入れた物の形が分かり、盛り上がっていると全体的に格好悪くなってしまいます。長財布がはみ出ている状態も良くありません。
前面やお尻部分のポケットにさまざまな物を入れてしまうと、スマートなパンツラインが台無しになってしまいます。パンツはジャケットよりも日常生活で動きがあるため、物を入れていると形も崩れやすいです。使うとしてもハンカチ程度にしましょう。あまり積極的にポケットを使わないことがマナーです。