前回は、電車・高速バス釣行のメリット・デメリットについて報告した。今回は、実際に鉄道を利用した釣行記の状況を、釣況報告とともにご紹介したいと思う。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
電車でちょい投げ釣行
もう10月に入ったが、水温はまだまだ高く、キスは浅場にいてニアポイントで狙える。そこで今回は、前回レポートのパターン3を少し距離延長したかたちで、和歌山市内から田辺・芳養へのライトタックルによるチョイ投げ釣行を実施した。実際の釣行にトライすることで、実践してみないとわからないことも発見できたのでまとめてみたい。
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電車釣行スケジュール
和歌山市内から田辺・芳養まで、午後のんびりキス釣行
実行日時 令和4年10月8日(土)
ルート 六十谷駅発着(JR阪和線・きのくに線利用)すべて普通列車利用
![電車でちょい投げ釣りに行ってみた 電車釣行ならではの注意点とは?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/489379eb19e3e9c9623b237e0c582605.jpg)
12:10~17:30の間、芳養漁港から隣の小さな砂浜までを、何か所か徒歩でミニランガン釣行。
![電車でちょい投げ釣りに行ってみた 電車釣行ならではの注意点とは?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/9c5da7352e11ea4a34a227169fb6a677.jpg)
最寄りのJR駅までの往来は、徒歩であるので、実際にはこの行程の前後にあるていどの時間を要している。
鉄道VSクルマ コスト比較
ちなみにこの行程を車で釣行した時の高速道路の通行料金は、和歌山IC―南紀田辺IC間の休日割引で片道¥1520、往復で¥3040円、高速部分の走行距離は往復で136.8km(数字はNEXCO西日本HPで検索)で、20km/Lの燃費のいい車で走って、レギュラーガソリンで燃料代が約¥1000とすると、合計¥4040と、単純に計算すれば¥680鉄道の方が安く釣行できたことになる。一人釣行なら、充分コスト的にメリットがあるといえるだろう。
ただし今回は行程のすべてを普通列車で行った。特急列車を利用すると、別途指定席特急料金(片道¥1520)がかかるので、休日ならクルマ利用の方が割安になる。
鉄道VSクルマ 所要時間比較
やはりクルマの方が短い。今回特にすべて普通列車を利用していることもあり片道2時間半以上を要している(乗り換え時間も含む)。私が昼からののんびり釣行で御坊~田辺周辺へ行くときは、クルマで、昼食を軽くとってから行くことも多く、所要時間では約半分というところだろう。
![電車でちょい投げ釣りに行ってみた 電車釣行ならではの注意点とは?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/wpIMG_0460.jpg)