愛知県のファミリーに人気の常滑りんくう釣り護岸へ、今林さんの家族と五目釣りに行ってきた。当日は投げ釣りにはあまりよくない潮回りではあったが、キス、ハゼ、メゴチなどの釣果となり投げ五目釣りを満喫できた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)
常滑りんくう釣り護岸で五目釣り
秋本番である。海の中も暑かった夏から秋へと移り変わってゆく。これからは釣れる魚種も増え、思わぬ大物や予想もしなかった魚との出会いに心躍る季節となる。いわゆる五目釣り、大物釣りのシーズンだ。
先日の美浜釣り教室で知り合った今林さんからメールがあった。りんくう常滑に釣りに行きたいのでアドバイスを、とのこと。失礼ながら初心者にメールで説明してすむ話ではない。早速日程を調整して案内した。
![愛知・常滑りんくう釣り護岸でのちょい投げ五目釣りでキスにハゼなど](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/20221021_ch0805.jpg)
当日の状況
日時は10月2日午前10時、場所は愛知県の常滑りんくう釣り護岸の駐車場。この日は投げ釣りにはあまりよくない潮回り。旧暦9月7日小潮、満潮が午前10時28分(名古屋港)の潮で、下げ潮を釣ることになった。
混み合う常滑りんくうの駐車場も午前10時ごろからボツボツと空いてくる。夜中あるいは早朝から釣り始めた釣り人が帰っていく時間帯だ。同時に釣り場も空いてくる。予想通りすんなり駐車できて、釣り支度を済ませて釣り場へ案内する。
今日一緒に釣りをするのは名古屋市内の今林さん(パパ)と長女の実莉さん(小6)、長男の育磨君(小3)の3人。
歩きながら釣り場の特徴や危険箇所、釣り方などを説明する。セントレアの連絡高架橋から北へ100mのところに空きスペースがあり、釣り座とした。
![愛知・常滑りんくう釣り護岸でのちょい投げ五目釣りでキスにハゼなど](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/20221021_ch0803.jpg)
根掛かりを避けるコツ
釣り場一帯は砂地で水深は2~6mくらい。海側の手すりから沖を眺めると、海底は根掛かりもなく、釣りやすそうに見える。
しかし護岸の構造上、海底部は基礎捨石と呼ばれる石が積んである。だから足元から5mくらいまでは、そのまま仕掛けを引いてくると百発百中根掛かりする。
根掛かりを避けるコツは、10m沖から仕掛けを浮かせて取り込むことだ。その要領さえつかめば、根掛かりもなく楽しい釣りができる。一方、この石積みの中を探ればカサゴ、メバル、アイナメなどの根魚が釣れる。
午前11時にスタート。小3の育磨君はなかなか要領がつかめず、最初のうちは根掛かりに苦しめられていた。けれど投げ方や釣り方などのアドバイスでコツを飲み込んでからは、根掛かりせず投げ釣りが楽しめるようになった。最初に魚を釣り上げたのはやはりパパ、良型のキスをゲットした。