青森のブランド米が練り込まれた麺がスーパー秀逸

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第2回は“青森県編”
(画像=八郎めん「晴天の霹靂 塩ラーメン」432円、『BCN+R』より引用)
ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第2回は“青森県編”
(画像=乾麺をほぐすと、はじめての質感に驚愕。これは期待大!、『BCN+R』より引用)

最後にいただいたのはラーメンらしくない、のど飴のような爽やかなパッケージのこちら。「晴天の霹靂」という米が麺に入っているとのことで、どれくらい普通と違うのか楽しみだ。袋を開けてみると、ちぢれた細麺と液体スープが登場。こちらも具材は特に入っていない。今のところよくあるラーメンだが、麺を茹でると最初の驚きが。お湯の中でばらけた麺が、かなりしっかりしているのだ。本来は柔らかくなった様子が箸を通してある程度伝わってくるが、弾力の質が全く違う。これはどんな食感なのか?いただく前から期待が膨らむ。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第2回は“青森県編”
(画像=これが出来上がり。麺もスープもこれといって特徴がないように感じが、『BCN+R』より引用)
ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第2回は“青森県編”
(画像=食べてみると、麺の弾力がすごい。特別な質感に感動、『BCN+R』より引用)

ということで完成したラーメンを前に、気持ちを落ち着かせてスープから飲むと、おう!2度目の驚き。かなりスッキリしているが、後味にしじみの香りがふわり。袋には「しじみ使用」と記載されているが、これほど香りを楽しめるとは思っていなかった。そしていよいよ麺をいただこうと、箸で掴むとやっぱり弾力が全然ちがう。すすってみると、えー!なにこれー!第3の驚き、麺のコシがとんでもなく強い。口触りと喉越しが素晴らしく噛むとパララと小気味よく解ける。しかも時間が経っても柔らかくならずに、強コシをキープ。ブランド米「晴天の霹靂」の力、マジやばいっす。ということで総評はこちら。

ご当地感 ★★★
麺の個性 ★★★★★
スープの個性 ★★★
お土産力 ★★★★

ブランド米「晴天の霹靂」と青森がまだ結び付かないことと、しじみを使用といってもそれが大きな売りになるわけではないため、ご当地感とスープの個性はそれほど伸びなかった。しかし麺の個性は満点!そして驚きがあることと、多くの人が美味しくいただける味わい、ということでお土産力は、今回の3品の中で最高得点となった。

以上、青森県のご当地ラーメン3品の食べ比べでした。青森のラーメンといえばアゴダシと思い込んでいたが、種類が豊富なことも勉強になった。次は岩手県のご当地ラーメンを食す予定。乞うご期待!(エフェクト・山葉のぶゆき)

※記事中の価格は購入時もの

提供元・BCN+R

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