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津波・高潮ステーションのスタッフより
津波・高潮ステーションの施設紹介
津波・高潮ステーションのスタッフより
『必ず、自宅、通っている会社や学校のハザードマップを確認して、家族で避難場所の確認をしてください。また、通勤や通学経路の状況の確認も大切。いつ起きても対応できるようにしてください。』とのことです。大阪ではこのような表記が所々に貼りだされています。ここは海面より約1.2m低い場所です。

海が近い大阪市西区では独自に防災マップを掲示板に貼りだしています。

またところどころに「浸水どうぶつものさし」が貼りだされています。この場所では南海トラフ巨大地震が起こった場合、この周辺はこの動物の背中まで浸水する可能性があることを表しています。

学校の門に貼ってある「浸水どうぶつものさし」。

この場所では「日本犬」の高さを表しています。ここでは約0.5m浸水すると予想されています。0.5mでも子供は流されますね。

あ、ライオンが貼りだされています。「浸水どうぶつものさし」です。

この場所では「ライオン」の高さを表しています。ここでは約1.0m浸水すると予想されています。大人も流される高さです。

「浸水どうぶつものさし」の高さが上がってきました。

この場所では「乳牛」の高さを表しています。ここでは約1.5m浸水すると予想されています。

病院の壁面に貼りだされていた「浸水どうぶつものさし」です。

この場所では「インドサイ」の高さを表しています。ここでは約2.0m浸水すると予想されています。大人の身長を超えています。

消防署の壁面に貼りだされている「浸水どうぶつものさし」です。

この場所では「ラクダ」の高さを表しています。ここでは約2.5m浸水すると予想されています。車やトラックも流されますね。

海沿いの工場の壁面に「浸水どうぶつものさし」が貼ってあります。

この場所では「アフリカゾウ」の高さを表しています。ここでは約3.0m浸水すると予想されています。

海に近い学校の「浸水どうぶつものさし」。どこに貼ってあるか分かりますか?

この場所では「キリン」の高さを表しています。ここでは約3.5m浸水すると予想されています。ほぼ2階まで浸水することになります。人も物もすべて流される危険性があります。

津波・高潮ステーションの施設紹介

- 住所:大阪府大阪市西区江之子島2丁目1-64
- 開館時間:10時00分~16時00分
- 休館日:火曜日(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始
- 交通機関:大阪メトロ(地下鉄)阿波座駅(中央線・千日前線):7番出口より徒歩2分/10番出口より徒歩1分
※駐車場はありません。 - 入館料:無料
※当記事は、2019年6月に訪問した時のものです。詳細に関しては、公式HP等でご確認ください。
文・写真・中尾勝/提供元・たびこふれ
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